カレイドスターを見終わる。
すばらしい。まったくすばらしい作品でした。
かわいらしいキャラとステージにおける業が決して奇をてらわない堅実な起承転結と結びついて、非常に高いレベルで融合していたと思います。見終わったあとで、軽く中毒症状がでました。
それでその後、知人にお願いして「笑わない すごい お姫様 」を見せてもらったのですが、ロゼッタへのフェティシズムに満ち満ちていて、爆笑しました。ロゼッタのかわいらしさが異常すぎます。和田高明氏はどれだけロゼッタが好きなんだよと思わず突っ込んでしまうほどに。
全体としてやたらと露出が高かったなあと思いました。品がないといえば確かにそうなのですが、尻と太ももへの格別な偏愛っぷりはもはやただごとではなかったので、ここまでくればよしとします。
あと、レオンさまが、レオンさまがえらいことにっ! それから、メイがデレデレでした。
見終わって思ったのですけども、なんというか、この作品は劇中で追いかけるべきテーマを全て解消してしまったために、キャラで切り売りするしかない状態になってるのが露骨に分かりました。
それはつまり、今のルパンにおいて盗むべきものなんてのはなくなってしまった、っていうのとおんなじ状態なんでしょうね。いや、もちろんそれでも顔を覗かせるのはそれでファンにとってはうれしいのでしょうけども。