2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

 今年の何冊か。

えー、予想していた以上に時間なくなってきたので今年読んだ/見たフィクションの中からいくつか見繕います。 「ひとりっ子」グレッグ・イーガン イーガン、マジ容赦ない。ATフィールドが溶け合う過程を丹念に書いていくのが面白い。 ところで、どうして「…

恐怖。

たまたまwikiを巡っていると、麻耶雄嵩が「あさやゆたか」ではなく、「まやゆたか」であることを知る。道理でどれだけ古本屋を巡っても、著作を見つけられなかったはずです。 僕の携帯電話のメモには、古本屋でチェックする作家の名前を登録しているんですが…

雑誌保存ガイドライン

書いておかないと忘れそうなので、書いておく。現在購入している雑誌は、漫画誌も含めて月5,6冊程度。 内約 漫画雑誌はウルトラ・ジャンプ。(中間点はキーワード来訪防止のため。雑誌の話が主題ではないので)。COMIC・リュウ。チャンピョン・RE…

 第七回萌理賞(http://q.hatena.ne.jp/1166356602)に参加しました。

なぜかって? 書きたかったからさ! 出てくるのはあいかわらずダラダラしたおねーちゃんです。悪いか!? それがオレにとっての萌えスタンダードだ! 他の作品の感想は年内に。これだけです。忙しいです。 何なんですかね? 年末休みって。ちょっと人生につ…

 オレ・フィクション・フェスタ(06年)

カテゴリは気分です。年に一回ぐらいしか使わないタグだと思うので、勢いですよ、こんなん。 今年、読んだ/見た/楽しんだフィクション類のなかでも特に印象に残った作品について、本日から一週間に渡り、このカテゴリでひたすら毎日、更新しつづけます。中…

 その二

ユナイテッド93を見た。 見事なギリシャ悲劇だった。現代カタストロフの導き方のお手本のような作品だと思った。 現代をボーダーの時代と捉えるか、ボーダーレスの時代と捉えるかでこの作品の解釈は大きく違うんだろうな、と一緒に見てた友人と話す。 僕は…

 とりあえず「忙しい」って言っておけば、お前の社会人生活が全肯定されると思ったら、大間違いだぞ!

タイトルに意味はありません。うっせーよ、ほんとに忙しいんだよ、ボケ。いいっスね。てめー暇そうで。と返されたら、どうするんだろう? とか人間のイヤげなテリトリーについては考えなくもないです。 えー、今日はだらだら行きます。年末なので、あまり筋…

 『g.neo』感想・後半戦。

時間ないからサクサクいくよー。来週までに2006年度オレ・フィクションランキングもやるからねー。 「you copy?/i copy」「超光速通信」 いいショートショートです。グッサリ鋭くて、しつこくない味わい。素晴らしい殺意の量です。 「不二子先生をいかに墓か…

 「マルドゥック・ヴェロシティ(著:冲方丁)」を読む。

いやー、それにしても今年は豊作でした。この二十数年で一番、幸福な読書期間を送らせてもらえたんじゃないかな。 そして、この作品はそんな幸福な季節の締めくくりとして相応しい作品でした。 感想(以下、ネタバレ) 「アメリカ文学界の狂犬」などとなんと…

 なんとなく

常々、疑問に思ってるんだけど、いまだ納得のいく解答にたどり着けない物事を羅列するカテゴリ。 メフィスト賞作家のメタ率の高さは一体、何に由来するのか? 編集者の好み説。 知り合いうちでの通説。編集部全体が中二=高二病患者の巣窟。 京極―森ラインを…

 Wiiが愉しすぎて、blogなんてやってられないよ!

土曜の朝、たまたま通りかかったトイザラスで買えてしまった。やったぜ。 あ、ゼルダは面白いです。さすがに。まだ三、四時間しかやれてないですけど。 つーか、wiiコンでシグルイ出すべきですよね。こう、ズバアーーーン! って人間を斬ったり斬ったり、そ…

 『へうげもの』を全巻と『ピルグリムイエーガー』『もっけ』『ダレン・シャン』の新刊を買う。

「へうげもの」 もっと早く手にとって置くべき品だと真剣に後悔。ああ、もう、もっとアンテナが高くならないものか。 1ページ1ページがすべて脳髄に響き、アイデンティティに染み入ってきます。美学、かっこいい。 「ピルグリムイエーガー」 あいかわらず…

 はてなちゃんを使って、富野ゼリフを吐かせるとひどいことになったという話。

恐るべきはミスマッチ。シリアスは裏返れば、大いなる笑いの可能性を秘めていることがまた一つ実証された。