2007-01-01から1年間の記事一覧

いろいろと買った。

休日、YES!! 土曜日が休日出勤だったので火曜日に.75休(午後2時から出社の意)もらってこれで2.75連休。 夜からは野暮用があるのでアレですが、本読んだり部屋の片づけしたりライトノベル書いたり買い物行ったりしてました。オーゥ、HISABISAのリ…

小説プラネテス 家なき鳥、星をこえる(著:常盤陽)

ハキムいいですよねハキム。マジメで頑固な好青年がガシガシ削れていく様がいい。川底を転がる石のように丸くなる人生にはならず、決定的に亀裂が走ってそのまま砕けるストーリィ。 この残酷でその実、ナイーブな青春物語を「新人」作家が書くという時点です…

近況

ライトノベル書いてます。(落ちモノ+日常淡々+愛と友情+オタパロ)×(ヒーローモノ+異形への愛)の清く正しい腐ったライトノベルです。快調。出だしからして、「床板をめくると一匹の少女がいた。よくある話だ」からはじまるSelf-reference Engineと雪…

 「時砂の王」(著:小川一水) を読む。

激燃え。 血が踊りまくり。 「謎の侵略者による人類滅亡を回避すべく、時間をさかのぼって人類を守るロボット」とだけ書くとベタですが、ガジェットがことごとくツボ。 具体的にいうと、喋る剣と冷たい無慈悲なシステムの女王。時間線=戦線の概念、拮抗線と…

 乙一ジョジョ

会社出てから、駅に乗る前に買いました。 これは凶器だ。少なくても電車で読む本じゃない。 開始一ページ目から、飛び出るジョジョ第四部キャラクター いきなり真横から殴られる気分。なぜこんなギミックが・・・ ほんとに書き方変わったなー、と改めて思う…

 僕の考えるライトノベル 理想形

いままで触れてきたフィクションのなかで確実に美しいものはいくつもあるのだけど、あるジャンルに限定して、「これを基準点にして他作品を評価する」という作品は案外少なく、そのうちの一つが、ロボット物カテゴリの評価分岐作品、園田健一の「砲神エグザ…

 番外:ぼくの考えるエロゲー 理想形

ライトノベルはある程度ジャンルカテゴリーごとにテンプレをくくっていきたいと思っていたのだけど、エロゲーについてもちょっと書いておきたい。 のっけから僕の考える理想的なエロゲーの骨子はこれである→http://moemoe.homeip.net/view.php/9775 主人公は…

 ぼくの考えるライトノベル 基本形

主人公はそれなりにヒネていなければいけない。(前向きなバカでいこう・・・) かわいいヒロインがいなければならない。(すでに挫折しそうである) 美少女がいっぱいいなければならない(うさんくさいアンチャンとかオッサンが代わりじゃダメっすか?) な…

昼ごろ、寝ていると知り合いから電話がかかってきて、来週コースデビューするというので、図書館に頼んでた本を取りにいってから、つるやでいろいろみつくろって打ちっぱなしに寄った帰りに本屋で「ガンダムUC」と「CYNTHIA THE MISSION」の六巻七巻とジャイアントロボの設定資料集を買って、こたつに入ってキーボードをたたきながら、はたと気づく。こんなことやってるから金が貯まらないんだと!

客観として振り返ってみると、明らかに人生設計のなりたたない休日の過ごし方なのである。 オタク寄りの嗜好をもち、ワーキングスキルとして致命的にどうでもいい書籍を読みふけり、ゴルフなどというコミュニケとしては飲み会より割高な遊びをやって、たまの…

ユリイカの荒木飛呂彦特集号が鼻血がでるほど自重してない記事ばかりで爆笑した。

皆、ジョジョが好きすぎる。 ちょっと正気を失ってるとしか思えない記事の数々に悶絶。 帰りに電車乗る前にかって、まだ半分ぐらいしか読めてないけどツボった点。 対談記事 戦慄の荒木先生、「しょこたん」発言。p.14 な、なぜナチュラルにその単語が? と…

ブクマに収まりきらなかった話。

ファック文芸部杯絡みの件。 11月中の増田に投稿された全エントリーが対象となってブクマ数を競うルールが、*1エントリーがネタメタに見える(斜めに構えてしまう、シニカルな姿勢をとってしまう)ようになるのでやめろと、批判。 まあ、正直言って、「じ…

 情報型ヒーロー メモ 2回目

動機設定の困難。 少年漫画的な、いわゆる「いっちょ世界とか救ったるぜ」系の動機付けは非常に弱くなった。無効ではないが、フィクションとしていまいちリアリティにかけている。世界は一人ないし少数の力では負い切れないという認識。近年でもっとも真摯に…

 色々と読んだ。買った。

「ウェン・スペンサーというSF作家が女性であるはずなのに、わかりすぎているほどにわかっている作家なのである」 という知り合いからの知らせをうけて、探しました。 「ようこそ女たちの王国へ」 最初の五ページで戦慄しました。表紙を眺めて感嘆しました…

 情報型アンチ/ダークヒーロー像についてメモ書き

羅列。後で整理。 命題 昨今の情報型ヒーローの増加。ジャンル:ギャンブルの少年漫画誌の参入強化はなぜか? 情報型ヒーローとはなにか? 仮説 競争化時代と格差社会における一発逆転、ゲーム的発想の蔓延。それと同時に一発逆転をただ安易に狙うのではなく…

 知り合いらとダラダラと駄弁る。

「はい、本日はわたくしが死にかけて死にかけて、あと死にかけているところにようこそいら」 「しつけぇよ、ばか」 「うるせえよ、ばか」 「調子よくないところにおしかけて悪かったよ、ばか」 「いえいえいそんなことはおかまいなく、ただひとつだけお願い…

 地元の知り合いから電話がかかってきて、仕事で京都に通っていると語ったら、うらやましーとか言われたので、「遊びでいってんじゃないんだよ!」と冨野セリフ風のキレ方(真顔)をしたら、ドン引き&沈黙された。

ストレスがたまってしょうがないので、ついに封印していた「氷と炎の歌」シリーズに手をつけました。 本当は第五部の邦訳がはじまってからにしようと思ったんだけどなー。 今、第一部の文庫三巻目中盤辺り。 時間があれば、再読して精査したい。 とくに作者…

通勤三時間というのが美しい嘘であり、実質4時間かけて京都を行き戻り、朝は六時、夜は十二時という狂気の時刻を過ごして二週間、上役の連中がやってきたらふらっと刺してしまってもおかしくない精神状態で、半ば義務化した女の子との逢瀬を終わらせ近年まれにみるほどよごれた部屋のなかでようやっと一人になれて、西利の漬物をかじり番茶をすする早秋、夜の悲哀。

自殺をするか鬱になるかできるひとがこれほどまでに羨ましいと思ったことはなく、そのどちらにも陥れない、中途半端にタフでまた、会社ってこんなもんだしなーとモノワカリのよい人間なので、楽しみは通勤途中に読む本だけってFU・ZA・KE・RU・NA…

 リア充してます。

仕事がなんかクソ忙しくて、しかも来月から京都に異動させられる、ってきょきょきょきょ京都かよ! 国際都市KYOTO。オレのイメージではなんか毎日、夕方頃になってうっかり四辻に立っているといつのまにか全然知らない霧深い街のなかにぽつねんと経っていて…

 色々と読む。

「シグルイ」9巻 ストーリィは雑誌で追いかけてるのとキャラの肉付けの仕方がずいぶんウェットになってきたので、完結するまで単行本はもういいかなーと思い始めてるのですが、ワイルドピッチ忠長とデッドボーラー牛股と悪玉打ち石田でかなり楽しめたので、…

 知り合いらと、本当にとりとめのない話をしたこと。

長いので、羅列書き 最近、本当に「マネーの拳」がおもしろくて仕方がない件について なぜ? なにが? 世にあるビジネス啓蒙書のメソッドで誇張された部分を、そのままイラストとして示すから。 ビックコミックスペリオールを実際に買ってきて、拝見。 一同…

 昨今、話題の「らき☆すた」一話を見た。

なんか半径3クリックの領域が、らきすたはつまんねーおもしれー云々かんぬんうるせーので、黙れ、ボケども。 オレが見てない場所でオレが知らないおもしろそうな話をするな、オレも混ぜろと思ったので、とりあえず一話だけ見ました。以下、ダラダラと羅列。…

 とうさんは言ったのさ。「正しいは絶対に正しい」ってね。

――さて、今日はどんな話をしようかね。 「とうさん、とうさん。あの話をしてよ。夢と希望にあふれた理想的な話をして。」 ――おお、あの話かい。すこし長くなるけど、いいかな? 「うん、いいよ」 ――じゃあ、お聞き。これから話すのは、ある一つの理想的な未…

 グレンラガンを見ている。

今日はスポーツジムが休館日なので、ゆっくりと撮り溜めしていたアニメとか見たかった映画とか見てます。 まず天元突破グレンラガンから。 1話〜4話 ああ、なんて石川賢……。ご存命中ならば、是非とも先生にコミカライズしてほしかったです。 ただし、 「女の…

 色々と読んだ。買った。

この三週間ほど所用につき、朝から夕方まで往復三時間ぐらい電車に乗っているのですが、当然のように小説と漫画を鞄につめこんで、一日2冊ぐらいのペースで本を読んでます。 もはや仕事のために電車に乗っているのか読書のためなのかすら不明の領域に突入し…

 CYNTHIA THE MISSION(著:高遠るい) 1〜4巻まで読む。

以前から、「月姫 meets バキ」だと薦められて、ネット界隈でもちらほら話題にのぼっていたので、このたび購入。 最新刊は近所の本屋に売ってなかったので、明日、仕事の途中で買います。荒んだ外回り生活には潤いを! あ、そういや、「GIANT KILLING」の二…

 鉄コン筋クリート

松本大洋のマンガが総カラーで動いてたよ。 けど、ぼくは松本大洋に関しては、ギザギザハート侍と読んで「竹光侍」と書くキルマニアの物語しか評価しないんだ。 ネズミが絡む限り、おもしろいんだけど、彼が死んでからの、光と闇の相克とか二元論とか、そう…

 「ディパーテッド」、「カジノ・ロワイヤル」を観る。

両作品とも、非常によろしいチンピラ映画でした。 「ディパーテッド」はアメリカの学生サークルのノリにスコセッシ的ボンクラをミクスチャした、ショボいアンちゃんたちが、化物ニコルソンに振り回されまくって、「おめーらなんて所詮、ネズミよのぅ」とおい…

 ビリー様がみてる。

「ワンモアセッ」 「ワンモアセッ」 暑苦しい掛け声が、四畳一間の部屋にこだまする。 液晶画面の前に集う老若男女が、今日も基礎訓練中の新兵のような顔で、充実した55分を過ごす。 疲れた手足を包むのは、ビリーバンド。 部屋の調度を蹴っ飛ばさないよう…

 ぼくらのと書けば、キーワードに引っかかる。されど、オレらの書けば、おおきく振りかぶってを思わせる。この世は不便である。

セカイ系についてこの頃、考えることのメモ。 セカイ系ってなんなのさ? 「キミとボク」に至る流れは、対人関係=日常のうすぼんやりさ加減。寄る辺なき有様によるという発想ありき。 還元すれば、親子のディスコミュニケーションではないか? 早熟の「ボク…

 本の話。

よくわかんないうちに本が増えているのは、読書・愛。本がなければもだえ死ぬ。活字がなければ、ケータイワンセグを見ればいいじゃない。見れるか、ボケ。昼間のワイドショーなんて微塵も興味ねーよ派。の一つの性質でして、その時、なんかの書評見て、読み…