2007-01-01から1年間の記事一覧

 実際はこうなるだろう「スカイ・クロラ」。そして果たして、オタクは決断主義の現実をどう眺めるか?

映画化公開ということで、スカイ・クロラシリーズを通して読んでます。そうすると、ぽつぽつ浮かび上がってくる考えがあるので、ダダ書きの羅列のメモ書き。 スカイ・クロラは実の所、まっとうな作品になると思う。 脚本家が女性であることや私生活をおおっ…

 多分、こうなる押井守の「スカイ・クロラ」

おめでとうございます。正式発表。 インタビューを聞く限り、最近の監督はどうにかしてしまったのではないかという不安(「女立喰師」とか作ってる本人以外は誰も喜ばない作品を作ってたし)があるのと、逆に「近年、あそこまで突き抜けた以上、『もう飽きた…

 「ジャバウォッキー」(著:久正人) 1,2巻 を読む

煽り文句は「ダヴィンチ・コード meets ジュラシックパーク」 しかし、その実体は「マイク・ミニョーラ meets アラン・ムーア」 故に極上。 まさか日本でマイク・ミニョーラが読めるとは思いもしませんでした。 陰影の深いきっちりデフォルメされたキャラク…

 「300」を読む。

300 唸るぜ、フランク・ミラーの浪花節。 いちいちコマの立ち回りがカッコイイんだ、これが。 キャラクターをコマにあてはめるのでなく、コマをキャラクターにあてはめることで伸び伸びとした作劇が成立してる。描き方が「バットマン・ダークナイトリターン…

 続・ガガガ文庫 雑感。

自分でもまったき予想外の方向に転がっていった前エントリーですが、いくつか気になった作品は読みましたよ。ということで、感想羅列。 武林クロスロード 爆笑。 「深見真はハナからロックだ。レズに腹筋を付け足せば、それは深見真だ。ゆえに、レズに腹筋を…

 「フラワーオブライフ」四巻を読んで、ゼロ年代を想像する。

最終巻 を読んだ。おもしろかたです。 んで、 (http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20070531/1180589181) を見た。 この作品がゼロ年代の「決断」主義なら、全然「サバイブ」してねーじゃん、と思います。「サバイブ」ってもっとシビアなんじゃねーの? とい…

 ガガガ文庫 雑感。

あらすじ 国内大手組織「小学館」若頭「名前は知らない」の謀略により、侵すべからずの「沈黙の掟(オメルタ)」は破られた。 すなわち、タカモノ(ライトノベル業界)への参入である。 本来ならば、タカモノの仕切りは、富士見、電撃、スニーカーを中核とし…

 ものすごい勢いで「バルバラ異界」と「風の谷のナウシカ」のガジェットが融合していく気分を味わった。

「バルバラ異界」 おもしろい。 傑作「ポーの一族」を外部から見直した作品のような物語というべきか。「ポーの一族」が吸血鬼から眺めた人間模様で、最後に観測者がふっと幻のように消えていくのに対して、不死者たちが残る幻として後ほど立ちのぼってくる…

 あたかも嘔吐を催すようにチャンピオンREDを読む。

すごかった。今月はすごかった。 生きてて本当によかった。こんな狂気が市販される世の中になるなんて。これからも生きていこう。 シグルイ 山口貴由先生の間テクスト力が凄まじすぎる。こうして原作に繋がっていくのか。 しかし、藤木にしても権佐にしても…

 ぼくのかんがえる「跳訳」神州纐纈城。

やられるよりもヤってしまえ! が信条である以上、やらなければならないという結論に至りました。 参照URL(http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/lineup.html#200706) タイトル変更について ガガガ文庫はライトノベルである。ライトノベルである以上は、タ…

 2chスレまとめのつまらなさに対する所見。もしくは、私が眠たい主張は百年後の朽ちた墓標に向かって言えと考える一つの発想。

発端はアルファルファモザイク「パトレイバーなしでも警察ドラマとして成立しうる作品だな。」--(http://alfalfa.livedoor.biz/archives/50987498.html) これを眺めて思った感想は、一言で言うなら、「殺意」。「お前らの態度がオレの安いプライド*1に触れ…

 ジョジョ1.5更新

http://jojo1sub2fun.g.hatena.ne.jp/y2k000/20070505/p1 単語を追加。PART2の今後について。

 スパイダーマン3見た。

どんな話か? 登場人物が全員、テメーのことで一杯一杯な連中ばかりなので、他人の話なんて聞きゃしやがらねえから、どんどん誤解と錯誤がひろがって、しっちゃかめっちゃかになるシチュエーション・コメディ。 よって、ゲラゲラ笑ったわけですよ。 「スパイ…

 ペルソナ3フェス 始めました。

圧倒的中二センス!!(ライトノベルに対する最高の褒め言葉) 時間がギュンギュン吸い取られています。助けて

 色々と読んだ。

最近のNARUTO 思うに、第二部の始まりは期待できるものが多かったのです。 第一部でどのキャラの言動がいくらバカだろうがトンマだろうが、それは第一部、すべては過去の話になって、すべてが仕切りなおされて、キャラの成長を描かれるわけだったのですから…

 知り合いらと「時かけ」を見て、ダベる。その後、だらだら考える。

嵐のごときネタバレであるので、注意。

「時をかける少女」DVDが届いたので、さっそく再見す。

感想 いい作品ですねえ。しみじみそう思います。 劇場で見たときは、ちょうど暇な時分だったので、細田守演出がどこでどう冴え渡っているのか確認したいと見てたので、例えば、 クライマックスのシーンで土手で今にも泣こうとする主人公の横を、自転車に相乗…

 「膚の下」(著:神林長平) 「冬の巨人」(著・古橋秀之)を読む。

膚の下 本編が面白かったのは当然ですが、笠井潔の解説がすんなり入ってきたことに驚きですよ。僕のなかで笠井潔(とその周辺)って「何を語らせても、笠井フィールドの話しかしない」という認識だったのですが、これが教養小説で、かつ二十一世の「人間の時…

知り合いらとだらだらと鍋などつつきながら、ダベる。

WIIの「ソニックと秘密のリング」*1をやりながら。A「今期のアニメ見た?」 B「グレンラガンとギガンティック(フォーミュラー)ぐらい」 C「見てねえ。すげー忙しいんですけど、なにか?」 D「結界師」 B「ちげーじゃん! 今期スタートじゃねーじゃ…

 ヘルシングOVA三巻

最近、物語に速い遅いがあると考えるようになっていて、それは直感的に「あ、これは速いな」とか「これは遅い」というものなんですが、例えば、最近見たアニメーションでいうと、コードギアスはやはり速いし、ハルヒも速い。全体的に最近の良質なアニメーシ…

 ジョジョ1.5

PART2−1−2アップしました。(http://jojo1sub2fun.g.hatena.ne.jp/y2k000/20070410/p1) 恐ろしいことに、序盤の序盤ですでに終わりません・・・あと一回でなんとか・・・

マジで血を吐く五秒前。

やらなきゃいけないお仕事とやらなきゃいけない雑用とやらなきゃいけない生活とやらなきゃいけない趣味とかをやらなきゃいけないお勉強とかで真剣に忙しく、つまり、まっとうな社会人生活をしておりますが、わたしは元気です。いや、ほんとほんと。忙しいけ…

 Fate/Zero(著:虚淵玄) 二巻を読む。

うーん、面白い。キャラクターの動きが徹底して管理されているから、多人数が入り乱れても、きちっとしている。カオス化しない。最近、そんなんばっか読んでるからものすごく新鮮に感じる。 なんだろうな。Fateの前二作に比べて、何を書くのか、じゃなくて、…

 ジョジョ1、5

PART2−1の前半部(http://jojo1sub2fun.g.hatena.ne.jp/y2k000/20070407/p1)をアップしました。ノリノリです。ちょうたのしいです。後半部は来週の日曜以降になります。

 ジョジョ1.5 PART:1-1

※カテゴリ「ノベル血風帖」の「ジョジョ1.5」の内容は4月1日以降、はてなグループ「JOJO1.5」(http://jojo1sub2fun.g.hatena.ne.jp/)に引き継がれます。この後、本BLOGでは「JOJO1.5」内容更新のアナウンスのみ通知することになりますので、ご了承くだ…

 色々と読んだ。

チャンピオンRED 吉富先生は果たしてどこに行かれるのだろう。トランスジェンダーと恐るべき足フェチの世界に裸足で駆けて行く「BLUE DROP」の神々しさは僕には眩しすぎます。 ノリにノッてるはずの「疵面」と「シグルイ」と「ドスペラード」。しかし、吉富…

来週! 来週までには必ず、ええ勿論です!(納期がズレこんで、先方に電話するときの必死さで)

PS3を買うための条件というのが、MGS4、DMC4、AC6で、それぞれPS3でしか遊べないというのは強烈な購買要因だったのだけど、どうやらマルチプラットフォームが今世代ゲーム機のソフト販売のスタイルになっていくようで、エースコンバットはXBOXで出るし、し…

 ジョジョ1.5 アウトライン(暫定版)

なんか急激に忙しくなりそうなオーラが出てきたので、ジョジョ1.5の作業ペースを上げることに。 登場人物 ジョージ・ジョースター 二十一歳。幼少期にスピードワゴン財団の紹介からライト兄弟と出会い、彼らの作る飛行機を目撃し、イギリスに帰って子弟教…

 「タフの箱舟」(著:ジョージ・R・R・マーティン)を読む。『ゼーガペインビジュアルファンブック』を買った。

タフの箱舟(全二巻) ひさしぶりに『ワイルド・カード』を読み直していて、ふとGRRマーティン・ブームが到来したので読みました。 煽り文句通り、「宇宙一あこぎな商人」ハヴィランド・タフの活躍を描く短編連作集。 あ、やべ。鼻血でそう。なんだこれ、…

 ある日常の話

こないだ銭湯に行ったんですよ。銭湯。そしたら、子供たちが全力疾走してずるべたーんっ! て転んでわんわん泣いてやがるの。ボクたち、そうやって世の中の理不尽さを知っていきなさい。いい気になってたら宿命が必ず追いついてくるんだよ。でも、頑張りなさ…