知り合いらと「時かけ」を見て、ダベる。その後、だらだら考える。
嵐のごときネタバレであるので、注意。
覚え書き。
- 「時をかける少女」の設定破綻箇所に対する所見。
- 設定破綻箇所:タイムリープの原理の不透明性。
- ここでいう、原理とはなぜ時間跳躍できるのか? とか どうやって時間跳躍しているのか? でなく、時間跳躍をする前後の因果関係の不透明性のこと。
- 例えば、家庭科室で問題を起こしたのがマコトなのかタカセなのか、とか、時間跳躍したマコトはその世界から姿を消してしまうのだが、その後、(消えたマコトも残された世界も含めて)どうなってしまうのか? とか。
以下、考察。
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- タイムリープをするたびに、新しい可能世界が作られるとしたら、絵が残らなかった世界もあれば、当然、絵が残った世界もあるはず。
- しかし、歴史事実が一定方向に不変であるようなチアキの口ぶりでもあり、また、タイムリープというものが前述した絵が残った可能世界への跳躍を意味しないとすれば、リープの範囲とは一本の道(ないし近似の脇道)があって、そこを行ったり来たりするということになるのではないか。
- また、タイムリープによって発生する行為は変換不可能。やり直すためには、最初からリセットしなくてはならない。
- そうなると、当然そんな技術はヤバすぎるわけで、なのに、セキュリティ的にみて相当インスタントな装置が民間レベルでも手に入るような状況はどう考えてもおかしい。
- そのための回数制限? そんなのセキュリティってレベルじゃねーぞ! とすると、なにかしら入手に対する制限がある?(そこからは妄想の域を超えない) もしくはやはり可能世界なので、問題ない?
- また、リープ能力保持者のステータスは、能力が可変してしまう時間の流れに対して、能力者の主観が乱れていないところを見る限り、常に一定。(カラオケを何時間も歌って満足を得たマコトの言動から)。
- とすると、リープ能力者の存在は単一なのに、リープ先の世界が無数あるとすると、やはりこれはおかしいことになる。
- とすると、やはり同じ道(=時間軸)を行ったり来たりするとしている? リープ先のマコトはどこへ?
- うーん、ジレンマ。
- ソリューション1。
- 問題点
- マコトの存在が複数あっても問題ないようにする代わり、劇中の様々な描写から離れてしまっている。
以下、次回。