2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

 カレイドスターを見終わる。

すばらしい。まったくすばらしい作品でした。 かわいらしいキャラとステージにおける業が決して奇をてらわない堅実な起承転結と結びついて、非常に高いレベルで融合していたと思います。見終わったあとで、軽く中毒症状がでました。 それでその後、知人にお…

 カレイドスター(32話まで)を見る。

貪るように見てます。このすばらしい作品を今まで見てなかったことを本気で悔いているぐらいに。これは隆慶一郎先生の「死ぬことと見つけたり」と江戸川乱歩傑作選集を初めて読んだ衝撃に似ています。 全体の感想 恐ろしくオーソドックスなツクリです。目新…

なんだか無性に、まったく関係ない日常の一コマを書きたくなる

俺「カレイドスターが見たい……」 知「またですか。今月に入って、それ、何度目ですか?」 俺「六回目」 知「そ、そんなに……だったら、さっさと取り寄せて見ればいいじゃないですか」 俺「借りても、忙しくて見れない。ていうか、他に優先度が高い作品が積み…

IGPX(1〓3まで)とBLOOD+(1〓3まで)を見る

これまでのプロダクションIGの作品(パト2から攻殻2ndまで)は知り合い内では好き嫌いがかなりはっきりと分かれるんですが、その理由を聞いているとなんとなく対立的なカテゴリ条項になりました。 好きな理由 絵が綺麗 ストーリィが含蓄に富んでいておもし…

月刊アフタヌーン 12月号を読む

アフタヌーンはそろそろタダ読みに切り替えようかと考えてます。 一時期(三、四年前ぐらいからごく最近まで)に吹き荒れた雑誌変革ラッシュの混沌とした有り様が楽しすぎて、読み続けていたんですが、いつまでも混沌としたまんまでは、なんだかちょっと飽き…

 交響詩篇エウレカセブン27話を見る

OPは、最初、NARUTOかと思いました。青春シャウトは嫌いじゃないんですが、正直、この作品の絵と一緒に考慮すると途中のうつのみや作画とあわせて、ちぐはぐかもしれないと思いました。 EDは、乙女チックな雰囲気で好きです。ただ、曲調がユルユルで、OPと…

 太陽の簒奪者(著:野尻抱介)

この作品というか、作者、野尻抱介氏はいままで意図的に避けてきたSF作家でした。 この人の持ち味は宇宙。そして宇宙。とにかく宇宙。 と、完全に的を絞ったネタと非常に読みやすい平易な文章でかかってくるので、同じ日本のSF作家でもわりと色々やってい…

シグルイを立ち読む。

本編よりも今月に限り、メタルベインに言及したいと思います。 鉄の人であらせられる山口貴由殿は、まさに飢えておられたのであります。固体としての鉄、合金鉄である鋼を求めておられた!(詳しくはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8B%BCを見られませい)…

ウルトラジャンプ11月号を読む。

新連載 ベタベタすぎる転ぶ→パンチラのオラオララッシュに完敗。このぐらいやってくれるなら、いっそ清清しいです。 SBR 出てきた瞬間、分かりましたね。「あ、こいつはカマセだ」って。 どうして直感したかというと、「顔の線が少なくて、整いすぎている」…

というほどでもなく群青の空を越えてに関する所感

感想 よくできているなというのが、第一印象です。構想をかなりキレイに折り畳んだというか。最後はちょっと特異なキャラ設定に頼ってしまった部分も鼻についたのですが(主人公のママンが出てくるシーンは全体として特に。彼女が聖人か君子のような扱われ方…

「群青の空を越えて」をプレイ中。

ネットに潜む闇から「やれ、これはいいぞ」と言われて、購入。今年はすでに最果てのイマとFate/stay nightと二本も買ってるので、それほど乗り気じゃなかったんですが…… すごく……おもしろいです…… 想像していた以上にエキサイティングな現代戦してます。この…

ディアスポラを読むが、挫折する。代わりに、知り合いから西尾維新作品を渡される。

ディアスポラは無理でした。二章目で、頭のくらくらがどうにもとまらなくなり、読了挫折。最近、多いナァ。黒死館殺人事件といい……堪え性じゃなくなってんのかな。 で、かなりがっくりしてたところ、知り合いから西尾維新作品でも読んでみ? と言われたので…

 笑えない すごい ツンデレ

以前、ツンデレ=イマドキのオタクにおける自己愛という話をしましたが、それからぼんやりとネットを駆け巡りながら思ったことがあるので、ツラツラとまたも書きなぐる。 そもツンデレというものは、「表向きはツンツン、しかしてその正体はデレデレ」という…

ARIAを読む。

バランス理論により、これも読む。 素晴らしい、素晴らしい。これが性善説というやつか。

SAKONを読む

漫画喫茶で読みました。 恐るべきは原フィルター。 どうやっても北斗の拳になるという呪いすら感じました。 クトゥルフ風に言えば、SAN値がガシガシ削られているような気分。

スピードグラファー(1〓10まで)

脚本のレベルが非常に高い。 ここまでの一連の流れは極度に肥大化して実体化してしまった「欲望」をとりまく物語なんですが、出てくるキャラが変態ばかり。というか、タイトルセンスが異常です。 特に「ダイヤモンド夫人」と「猟奇ドリル」は本当に狂気の沙…

FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN

ふと3Dの動きが無性に見たくなって、購入。視聴。思った以上におもしろかったです。いまいちと言われている脚本も言うほどにはひどくないというか、「思い出への決別、僕らはみんなで生きている」というテーマを考えれば色々アレですが、それ以前の目的であ…

 イノセンス (著:山田正紀)

感想 どこまでいっても山田作品。しかし、非常におもしろい。 バトーさんのキャラが明らかに違う。喋らない。皮肉を言わない。ものすごくマジメ。信じられない。 トグサのキャラが明らかに違う。所帯持ちのくせに言動の端々が独身っぽい。物理的に弱い。もの…

 交響詩篇エウレカセブン 二十四話を見てしまった。

どうしておれは見ているんだ。これを……どうして休日の七時に起きているのか? もう見ないって、決めたはずなのにっ! これがアレか? 「イヤよイヤよも好きのうち」とか「へへへ……イヤだって言っているんだけど、体は正直だナァ、おい」とかそういうことを …