考察
「ようやくコードギアスをすべて見たわけなのだけど」 「またこれは……遅い話で。頭こねくりまわして不幸を語る時代はとっくに終わっているのに。今はすでにマクロスフロンティア、新エヴァ辺りの絵的に豊かな、快楽原則がベーシックだよ」 「ま、いいじゃな…
※予定稿1、コード(規範、記号、法則:あらかじめの定め)とギアス(強制、集合歯車:定めを繰り返す、強化するもの)の組み合わせ。 コードギアス 反逆のルルーシュとはまず契約の物語である。 王の力を得る主人公ルルーシュとC.Cの間柄。並びにギアス保持…
承前。http://d.hatena.ne.jp/y2k000/20081214#p1 バットマン、ゴードンと銀行で駄弁る。 ここの会話もよく出来ている。前作との最大の違いともいえて、バットマンが社会にコミットメントしている様が描かれる。前作はアルフレッドとレイチェル、それから死…
僕がダークナイトを好きすぎるのは前提で、映画館では4回、DVDで初回限定版買って、すでに2回見て、今から3回目見るんだけど、同居人が今日は実家に戻っているので、今からリアルタイムで眺めつつ、気になるところとか思ったことをを羅列してみる。 当…
セカイ系についてこの頃、考えることのメモ。 セカイ系ってなんなのさ? 「キミとボク」に至る流れは、対人関係=日常のうすぼんやりさ加減。寄る辺なき有様によるという発想ありき。 還元すれば、親子のディスコミュニケーションではないか? 早熟の「ボク…
映画化公開ということで、スカイ・クロラシリーズを通して読んでます。そうすると、ぽつぽつ浮かび上がってくる考えがあるので、ダダ書きの羅列のメモ書き。 スカイ・クロラは実の所、まっとうな作品になると思う。 脚本家が女性であることや私生活をおおっ…
最終巻 を読んだ。おもしろかたです。 んで、 (http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20070531/1180589181) を見た。 この作品がゼロ年代の「決断」主義なら、全然「サバイブ」してねーじゃん、と思います。「サバイブ」ってもっとシビアなんじゃねーの? とい…
やられるよりもヤってしまえ! が信条である以上、やらなければならないという結論に至りました。 参照URL(http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/lineup.html#200706) タイトル変更について ガガガ文庫はライトノベルである。ライトノベルである以上は、タ…
発端はアルファルファモザイク「パトレイバーなしでも警察ドラマとして成立しうる作品だな。」--(http://alfalfa.livedoor.biz/archives/50987498.html) これを眺めて思った感想は、一言で言うなら、「殺意」。「お前らの態度がオレの安いプライド*1に触れ…
http://d.hatena.ne.jp/luxaky/20070219/p1について、ブクマに所感メモ書きしようとして収まりきらなかったのでこっちで。 概要 http://www.heiwaboke.com/2007/02/post_697.htmlが起点。大手漫画感想サイトがオススメする漫画は手に入りにくくなっている。 …
http://news4vip.livedoor.biz/archives/50892035.htmlを見て、僕は思いました。 「てめーらの『面白い』と、オレの『面白い』が果たしておんなじかどうか証明してから、本を薦めやがれ!」 無論、これは単なる言いがかりです。本を薦めてもらいたがっている…
説明しようっ! 「場の理論」とは!? 間違えても第二量子化に基づく場の量子論のことでも、ゲシュタルト心理学における人間の認知的効率化処理のことでもないっ! グーグルで検索してもムダだ。それは重度の虚言癖をわずらった人間に見られる一定の行動パタ…
男の子なら、誰しも心の中にヒーローを一人や二人飼っているのは常識ですが、じゃあ、その「ヒーロー」ってのはなんだという話。 オレ的ヒーローについての敷衍的想起運動。 ヒーローであるから、悪は許さん! 場合によっては、敵味方の生死は問題にならん!…
最近、様々な面でアウトプットしたいことが増えてきて本格的に時間が足らなくなってきたので、色々と技術系のtipsや話などを眺めています。 で、web2.0という言葉を見かけるので前々から気になってはいたんですが、全然技術に詳しくない外野が眺めてみた限り…
「涼宮ハルヒの憂鬱」は青春モノか? この疑問に対して、ぼくは大きく見て、二つの感想を持っています。「頭いいッスね。マジで」 「ちげーよ。バーカ」 とりあえず、ハルヒを青春モノだって言っているのは、見た感じ二種類います。 1、頭のいい批評家。 2…
ここ数日で一番笑ったネタがあります。といっても、コピペネタなんですが。 243 名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/06/27(火) 00:44:43.02 ID:7xX0YchZ0 ふと思い立ち、頭頂部の直径3cmだけ残して 周囲をツルツルに剃り上げてみた その頭で歯医者…
「エウレカセブンは何故、観るものを悩ませるのか?」 序文 エウレカセブンを一年間目に通した人たちは最終回が終わって、たいてい思うわけです。「え? これで終わりなの?」 ゲッコーステーツのメンツはどーなったのよ? セカンド・サマー・オブ・ラブって…
ゲームに関しては門外漢なので、システム周りに関する言及はしません。 賛否両論のシームレスバトルとガンビットに関しては、楽しかった。後半になればなるほど、強い敵であるほど細かい操作を求められて忙しくなるのがよかったです。逆に雑魚相手の戦闘だと…
普段から温厚で通っているおれっちですが、たまにはマジギレすることもあります。というか、今回はわりかし本気で頭にきているというか、何に対して怒っているかというと、まー、どっかの誰かと最近のセカイ系云々ゆー話を殴りあい寸前までしたと思いなせえ…
「説明しよう! 萌えキーワード合戦とは!」 萌えキーワード合戦とは、平野耕太の「進め以下略。」に描かれていた萌える言葉をポエムのようにしたためる路上ポエマーの話にインスパイヤされた、萌えるキーワードを組み合わせて言い合う遊びだ! この全方位的…
登場人物A:オタク、精神的ヒッキー、SE B:オタク、ナニワのナンパ師(自称)、某競馬紙編集 C:オタク、貧乏、職業モノカキ。 ○C宅/コタツ・深夜二時 ビール飲みながら向き合うAとB A「あー、だりぃー。死ぬ。マジ死ぬ」 B「お前、そればっかや…
感想 よくできているなというのが、第一印象です。構想をかなりキレイに折り畳んだというか。最後はちょっと特異なキャラ設定に頼ってしまった部分も鼻についたのですが(主人公のママンが出てくるシーンは全体として特に。彼女が聖人か君子のような扱われ方…
以前、ツンデレ=イマドキのオタクにおける自己愛という話をしましたが、それからぼんやりとネットを駆け巡りながら思ったことがあるので、ツラツラとまたも書きなぐる。 そもツンデレというものは、「表向きはツンツン、しかしてその正体はデレデレ」という…
作品評価 結果として、駄作。作品の狙いは分かります。 ハイパーテキスト化して、物語の多様性を探るというもの。ループものや多世界モノとはまた違うメタレベルでのアプローチは面白い。 けど、そのアプローチに必要な手段が間違っていると思いました。 事…
多分ね。ツンデレが好きな人ってのは、結局「自分を甘やかして欲しい人」だと思うのね。 ふりかえってツンデレってのは、現実でイチャイチャできないオタクの理想郷なのよ。 つまり、ツン=現実 デレ=虚構っていう二項対立が内在するテーマなわけ。 だから…
さてツンデレが現在、オタク業界を席巻しとるのは、ツンデレが対人関係における「ギャップ萌え」を明確に類型化して、強調したものだからです。 ギャップ萌えちゅーのは、例えば、「あらゆる面でパーフェクトなお嬢様が下々の食す、ラーメン等を食べる時、キ…