2008-01-01から1年間の記事一覧

 ダークナイトを寸刻みにしてみる。2

承前。http://d.hatena.ne.jp/y2k000/20081214#p1 バットマン、ゴードンと銀行で駄弁る。 ここの会話もよく出来ている。前作との最大の違いともいえて、バットマンが社会にコミットメントしている様が描かれる。前作はアルフレッドとレイチェル、それから死…

 ダークナイト感想について

年明けから東京に行くことになって、すげー忙しいので、何回かに分けます。 つーか、オレ、これでこの二年で3回の異動だぜ。いくらリストラして人足らないからってもさー、落ち着く暇ないっつーか、直近に身内の不幸あったから、今年だけは絶対に勘弁してく…

 ダークナイトを寸刻みにしてみる。

僕がダークナイトを好きすぎるのは前提で、映画館では4回、DVDで初回限定版買って、すでに2回見て、今から3回目見るんだけど、同居人が今日は実家に戻っているので、今からリアルタイムで眺めつつ、気になるところとか思ったことをを羅列してみる。 当…

ぶっ殺しスパルタンとオレ物語。 ストレスが溜まっているのである。日々、疲れている生活に潤いが欲しい! 欲しい! 欲しい! ということで、スパルタンな娯楽を楽しんでみた。 300 映画の方。 ステキである。きわめてステキだと言わざるを得ない。 なに…

1, CIAには一般公募枠があるらしい。 その気になれば、日本人でもいけるということか? グリーンカード取得! 無事、合格 修羅場くぐって(具体的にはジェイソン・ボーンとやり合う。VSニンジャ編。監督はリドリー・スコットでいいや) 辞める。 そし…

 考案中

作業状態40%。現在、二本考えているのですけど、一本が超絶異能バトル的群像劇。アメコミとか少年漫画とかマンガネタとか、あらゆるオレの昂ぶる鷹の魂をかきたてつづけた作品を四本くらいぶちこんで挑む! かなり好き放題やりたい放題過ぎて、できあがっ…

 色々と楽しんだよ。

ドラキュラ紀元(キム・ニューマン 傑作の誉れ高きドラキュラ戦記をいつぞやに読んでから、そういや一巻読んでなかったなーとか思ったので、古本屋で購入。 買った古本がおもしろい。 この作品、手に取ったことのある人はご存じでしょうが、情報量がハンパな…

その前に

あ、ありのままに起こったことを話すぜ。 今年一番のでかい案件が出てきて、そのための資料をエクセルでデータ加工作業して4時間ぐらい経ったので一段落入れようと席を立ったら、PCがフリーズしていた。そして、ご察しの通り、自動保存が有効になっていなか…

 色々と読んだよ。

暁星記 スピリチュアルなラストの方向性はどうかなーと思ったけど、終盤まで徹底的にハイテンションが持続されてよかった。 この作品がSFかどうかと考えると、序盤はたぶん、SF。諸星的な喜びに近い、クトゥルフ的な怪奇趣味のSFというか。超越種によ…

 試案:2000年代の終わりに寄せて

http://d.hatena.ne.jp/hamatsu/20081001/1222872294 http://melon715.jugem.jp/?eid=16 http://d.hatena.ne.jp/y2k000/20060603#p190年代とゼロ年代の対比について。 隙間の大きい弧人の国と湿度と密度の高いみんなの国。「好きを貫く」ことと「気分よく生…

[漫画] 色々と出る

暁星記の最終刊が出るとのこと。10/23 沸き立つ脳内物質 そして、唐突に思いつく仮説 ハンターハンターの復活は眠れる作家を呼び起こす目覚まし時計 田中芳樹のことか? 田中芳樹の「アルスラーン戦記 蛇王再臨」のことか? そういや、ヘルシング終わっ…

[漫画][小説] 色々と読んだ。

黒い時計の旅 鼻血が出るぐらいおもしろい。暴力とポルノと強烈な語り。語りが暴力であり、暴力が語りでもあり、その語りは暴力は、歴史ですらある。その古川日出夫的な、あまりにも古川的な何事か。 今、「聖家族」を読み進めているんですが、同時期に同じ…

[ノベル血風帖] エクストリーム・辞任劇

「では、辞任をお考えに?」 「ええ、民意に沿うかたちで」 その瞬間、記録は達成された。後ろで控えていた秘書がシャンパンをあけて、喜びの声をあげた。 「おめでとうございます! 大臣」 すると、齢60の男が言う 「おいおい、私はもう大臣ではないよ」 …

知り合いらとだらだらとヲタ界隈について駄弁らない。

A「ショックな出来事があった」 B「なに?」 A「妹の彼氏がやおい本に夢中なんだ。で、おれにまで勧めてくる。死ぬ。やばい」 C「わ、オトメンだわ」 B「オトメンってなに?」 意味を知らないBを横目にCとD。 C「ねえ、奥様オトメンですって」 D「まあ、オト…

知り合いとだらだらと日々のことについて駄弁る。

ファミレスでなぜ駄弁るのか? それはそこにファミレスがあるからだと返して、それってなんの意味にもなってないよね、美しくないし。とかなんとか言った後。「松屋で『新米届きました』みたいな旗を見たんだけど、あれがいっそ『事故米届きました』だといっ…

 知り合いらとダラダラと最近のマンガとかについて駄弁る。

二十面相の娘 「20面相の娘を読んだわけですよ」 「ああ、なんかだいぶ前に薦めてたときに、設定と表紙見てものすごい拒否ってたのに。結局読んだんだ」 「読む本なくってさ、マンガ喫茶で目を通したんだけど、書かれている世界観がものすごい「レイプファン…

 平常運用

世の中いろいろありましたね。僕もいろいろありましたが、ともあれいつもどおり。

近況弟を亡くしました。 今、帰省して収まった棺のまえで火の守をしながら目の前にいるんですが、その前日、仕事中に訃報をうけて、駆け足で病院いったんですよ。一人暮らししてて車で40分ぐらいのとこにいたから。そこで、死に顔見てから、田舎から飛び出…

 スカイ・クロラ メモ

ダークナイト2回見てきた。 ヒーロー・ノワール*1という新しい傑作だと思った。 それはさておき、スカイ・クロラである。ダークナイトのように手放しで傑作だ、ともいえないんだけど、なんかとりつかれてる。 ちょっとバラバラと思いついたことをこれから更…

 「スカイ・クロラ」を見たよ。

すごいものを見たと思った。 これは視点の映画だと思った。或る状況が立ち現れて、そこに或る人格がいて、それに起因する無機物と有機物の営為がある。 そして、その営為はデザインされている。 不足はないが、充実も、ない。そんなデザインは、完成度をいた…

攻殻機動隊2.0 を見たよ。

豊かな映像経験でした。そうだよな、映画は映画館で楽しまないとなってそんな気分になれる。 パンフレットを読む限り、もともとは音響周りをリニュアールするだけのつもりだったらしい。で、押井守がどーせならいじれるところはいじろうっていって、CGを足し…

 ライトノベル進行中

現在、25%ぐらい。 全体的にどーもマジメすぎる気がする。文章を書くことがなにか高尚なもののように据えてしまっているというか。良くも悪くも書きなれしてないがための自意識が出てしまっているなーとか自覚する。 これでは商業的ではないなーとか思い…

 フィルター、ペルソナ、電脳コイル

ペルソナ4を予約しました。平野耕太が大喜びするぐらいメガネ率がすごいことになってて、笑いました。 登場人物が全員メガネなのは、ペルソナの召喚機がメガネだからだ、と踏んでるんですが、これで出てくる大人がメガネかけてなかったら、電脳コイルだよな…

 知り合いらとダラダラと最近の漫画とかについて駄弁る。

ちょいと話題の・・・ 「『百舌谷さん逆上する』は読んだかい?」 「読んだとも。実に甘ったるい物語であったよ」 「なんと、あの作品が甘ったるい、とな?」 「だって、主人公少女は自覚的なツンデレなのだよ。これは最終兵器に等しいと思わんかね?」 「ツ…

メタルギアソリッド4の小説を読んだよ。

伊藤計劃の新刊なので、どうかなーと思ってたら、びっくりするほど虐殺器官でした。いや、虐殺器官がMGSの本歌取りだから、こっちが本歌でいいのか。ゲームのほうはやってないので、こっちがどのぐらい原案に忠実なのかぜんぜんわかんないんだけど、ものすご…

 進行中

ライトノベルをぼへーっと書いています。 進捗状況20%ぐらい。 以下、考案中のネタをつらつらと。 よつばと+シンシティ的作劇に、シンギュラリティ(字義的なそれではなく、今我々のある社会が覆って、かつもはやそれが常態化している)以降の世界観。 …

バイバイン制度

知り合いと呑みにいって、「そういや裁判員制度もうじきはじまるのよねー、ニュースとかでよくやってるよねー」という話をする。‐何はともあれ、「あなたは人を死刑に出来ますか?」論調が非常にウザいというコモンセンス。 そんなこと言われたら、思わずぶ…

[映画][アニメ] 新世紀ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 を見たよ。

劇場で見たのは、去年、封切日にシネリーブル梅田だったんだけど、後ろの客がうるさくて、振り返って見るとなんかオタクっぽくないヒョロそうなボケが二匹、「シンジ、やっぱうぜぇ」「なんか絵がショボくねー?」「なにこれ超ダイジェストじゃん」とかもう…

 「PSYREN」が残念なことになった件。

ジャンプでなにが一番楽しみかというと、この作品。 00年代というものがあるとして、それにもっとも過敏に応えていると思う。 たしかに地味なんだけど、絵はシャープだし、ジャンプテンプレートを使いながら*1それに振り回されずに使いこなしてきていた点*2…

 いちまんねんまえから君がうごかなくなるまでバットがとまらない。

グランドセフトオートである。xbox360いわゆるハコマルの海外版新作を知り合いの家で心行くまでに楽しんできた。 グランドセフトオートといえば、なにより思い出すのは数年前、3で起こったとある情事の顛末で、バット一本抜き身をぶら下げて道行く車…