進行中

 ライトノベルをぼへーっと書いています。
 進捗状況20%ぐらい。
 
 以下、考案中のネタをつらつらと。



 よつばと+シンシティ的作劇に、シンギュラリティ(字義的なそれではなく、今我々のある社会が覆って、かつもはやそれが常態化している)以降の世界観。
 そこでの異界meets日常な。
 全部で三篇+一篇で構築された話。以下、考え中の作品
 スイーツ脳の化け物憚「甘いものには目がナくて」
 平穏無事な世界の回復を目指すヤンキー版クラウザーさんストーリィ「どこまで行ってもツレばかり」*1
 メトロシティでくりひろげられるデストロイなテロ屋とビジランテの追って追われての殺戮劇「今からはじまる24時間」 
 三篇の狭間で展開するボーイミーツガール「こんな一週間」

 舞台の雰囲気はアストロシティ
 書いててブギーポップ寄りになっているのは自覚しているので、そこからどう距離をとるのかが悩ましい。新エヴァみたいなオトナ視点、義務と責務と使命を投入してもいいのかも。現在の気分というのは、多分、刹那決定+長期模索で、そのトリム平均をどう解釈するのかというのが僕の今に対する解釈なので、まあ最終的にどう決着させるかだけなのかも。


メインストーリィ「こんな一週間」人物

 主人公=ライトノベルらしく不安定な超暴力の行使者。ひねくれているが、無邪気でもある。つまるところ、アナーキー。お約束に忠実で、ひどいメにあって、死にかけたりするんだけど、基本わすれっぽいのと、何事かをなすためには、死んじゃってもいいやーって虚無的な背景をもっている=長らく続いた平穏に囲われている世の中と確実に変容している社会のあり方の狭間で息苦しくなってもいる。

 ヒロイン1=保守的な考え方をするテロ屋の娘。めちゃ強い。死ぬことについてものすごい拒否感をもっている。でも、発想がバイオレンス。

 ヒロイン2=随所で乙女ちゃんだが、そこはイヤな性格の人間力ガール。現代の普通に非力な少女。隠れヤンキーの従兄弟をもつ。従兄弟の秘密を知ってるが、その秘密を私的な満足にしか使わない。

サブプロット「甘いものには目がナくて」人物

ヒロイン:現代によみがえった吸血鬼。ちょうお嬢。異能「すごく・・・貴族です」で、裕福なおっさんをだまくらして、郊外の別荘に居候している。ヤンキーが嫌い。調子にノっているやつの精力を喰らうイヤすぎる性癖をもつ。

使用人:執事。びっくりするぐらい執事。ちょう執事。執事なので家事一切から戦闘までこなすミスタ・パーフェクトなのに、ヒロインになじられるためにわざと失敗ばかりしているが、むしろヒロインにとってイイことをしているほうがヒロインにアレコレしてもらえるということに気づいていない悲劇の人。

ヒーロー:開始五行で死ぬ。メトロシティに暗躍するヒーロー。文系大学生。最近、活躍が認められて名誉市民賞などをもらってしまい、調子に乗っていた。

死神ちゃん:担当先の生きる死ぬを選択できる存在。ふらふらと欲望に素直で気ままな性格のうっかりさんで諸方面への連絡ミスなどが多く、トラブルの多いダメっこ。ヒーローについても魂をパッケージまでしたのに、配送さんに届出がでていないので、《あっち》に上奏せず保留となっている。死神の因果操作を無視する上級の吸血鬼が苦手。


サブプロット「どこまで行ってもツレばかり」

主人公:メトロシティでブイブイ言わせる暴走族(トラウド)の頭。異能者のなかでも稀な蝶のごとき変態能力をもつ。実態は読書青年。見栄っ張りな性格となぜかうまくいく悪運が作用して、抜けられないけもの道をひたはしる。

ヒロイン:無邪気な少女漫画チックキャラ。無邪気さですべてが免罪されるようなツラをしているが、当然、世の中そんなナメて通れるわけもなく、ヒドイ目に遭う。が、割と負けん気の強い娘なのと、やはり悪運を身につけているのでことごとく切り抜ける。主人公とは幼馴染で、読書仲間。

舎弟ども:広域に散らばっている連中。コミュニティサイトで連絡をとりあう。準級の異能者どもがほとんど。ハンパモノなので、世情にもノれず、努力が嫌いなので才能を活かすこともできず、悪い方向にばかりいく。犯罪行為も横行していたが、さまざまな事件に巻き込まれたり、その中で見せ付けられる主人公の男気にも感化され、自粛傾向にある。

好敵手ども:色んな事情からあぶれた連中。自分探しをしてたり、スピードの向こう側にとりつかれていたり。


サブプロット「それから始まる24時間」

テロ屋:メトロシティで一番ヤバイやつ。精力的な破壊活動に従事し、全国で暴れまくる。毒ガス、爆弾、殺人超兵器。なんでもありの外道。外道すぎて、悪党も含めあらゆる方面に敵を作ってしまい、長生きができないと言われ、実際何度も死んでいるはずなのに、いつの間にか世の中を騒がしている。

ビジランテジャック・バウアーくずれ。正義の実行のために国家規模のブラックオプにかかわっていたが、限界を感じ、脱退。その際、オプ・ユースの資産はすべて返上したはずが、工作員時代に各地に独自で用意していた外部記憶や予備躯体、隠し資産を含むバックアップ群により、情報再生。自警団を立ち上げる。

特殊部隊隊長:ビジランテの協力者。テロ屋により、半身と夫、娘を喪失する。戦闘用義体により超人的な能力を付与されている。

特殊部隊責任者:ビジランテの協力者。ビジランテの手柄を管轄の部隊に寄越す代わりにビジランテに様々な便宜を図る取引をしている。腹黒オヤジ。

情報屋:各方面にコネをもつ美女。盗賊団の元団員で、元ジャーナリスト。ビジランテの職歴も知っているし、テロ屋の正体も知っている。


黒幕ども:ビジランテとテロ屋の最終逃走を演出する連中。彼らにより中央道路にてテロ屋とビジランテの追跡劇が幕を開ける。


予定枚数280枚程度。うーん、収まるだろうか。




 ところで、メインストーリィではライトノベルならではのキャッチーさが求められるので当然、女の子も戦うわけで、さらにいうと結構強い位置付けになるんだけど、それってなんでだろうねという話を色々考えてたんですが、最近になって、現実における女の子と男の子の価値をからめて考えればだいたいなぞが解けたので、そのうち話します。
 

*1:しかし、これはすでにジャンプで連載してたりするのが頭痛い