2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧
敷居の住人 一巻が致命的につまんなかったので、ずっと読まずにいたんですが、このたび既刊すべてに目を通しました。 作品に漂うドライでフラットな感覚が、オトメ=男子に直撃なんだろうな、と思った。ひぐちアサの「ヤサシイワタシ」とかと同系統の匂いと…
よく聞く言葉。 「ライトノベルはキモイ」 「ライトノベルはオタク向け」 だいたい中高生ぐらいだと思うんですが、はてなキーワード巡りをやってた時に、そういった話をしていたのがちょっと目につきました。 おもしろいなーと思いました。 や、バカにしてる…
さすがに今回ばかりは腰を抜かしました。もうボクの負けです。脱帽です。白旗だー。 オーケー、分かった。DVD買えばいいんだろ? 買えば気が済むんだな? そんなにアニメファンを喜ばせたいんだな? 喜んでやるよ、コンチクショーーー!! なんですか。あ…
バイオメガ さあ! 段々とワケが分からなくなってきてますよ。いつもの弐瓶センセイです! ニベー作品は好きなんだけど、シチュエーションを掘り下げずにガンガン流しまくるからついてくのが大変なんだよなあ。 埼玉。 冲方丁と山田秋太郎は三ヶ月もかけて一…
ああ、ついにシグルイ・シリーズの量産態勢が整ったんだろうな、と思った。「駿河城御前試合」をやれる限りやるつもりなんだ、と予感しました。いまや完全に剣豪モノだもんな。 これまでは虎眼先生が圧倒的なカリスマで、そこからトップダウン方式で「虎眼流…
久しぶりにマジギレしたから、不平不満をぶつけるよ。読みたくない人は最速でブラウザを閉じるといいよ。マジでマジで。 今日ね、としくったクソヤローと会ったんだけど、そのおっさんは四十代半ばなんだけど、映画が好きで、なにかとマニアらしー一格言をお…
ある時、 「高級言語っていう概念を考えた。プログラム言語じゃないやつ」と友人。 「すなわち、カタカナを使うオトナ語よりももうちょっと高尚に見える言葉である」と。 「牽強付会じゃないかね?」 結論から話す相手の説明を一言でばっさり切り捨てるとき…
「まずハルヒ」 「とりあえずケチョンケチョンにやられてヒーヒー言わされるのが王道と見た。ヌルヌル触手の宇宙人侵略者にヤラれるなら彼女も本望だろう」 「いや、ハルヒの行動原理は自分が痛くない位置にいることがベーシックっぽいから、ムリヤリやられ…
この作品は、全体的に陰惨というか過激な雰囲気があって、内容も非常に暴力的なんですが、それに比べてもずいぶん健全だな、といつも読んでいて思います。 似たようなポジションにあるガンスリンガーガールやブラックラグーンの潜在的不健康さと比べると、こ…
知り合いから「リボルテックでイングラムが発売される」という話を聞く。マジ感動。 今のところゲッター1買って、エヴァ全機買って、キンゲ買って。 ゲッター2も買うつもりだし、そのうえパトレイバーかよ。すげーな、一つのシリーズモノでここまでコアヒ…
A「2chの価値ってどこにあると思う?」 B「そりゃやっぱり匿名を活かした生の意見の応酬じゃないの? あそこには色んな意見があるじゃん」 C「いや、それがそうでもないんじゃない? 送信された大規模なデータに一度、誘導されると、一定量の情報フローが…
久々に読むライトノベル。面白かったです。しっかりネタフリして、展開して、閉じる。教科書のような作品。無難なツクリでなにより読みやすかった。 抹殺されようとするマイノリティの神さまと根無し草の商人の物語。 剣を振ったりだとか魔法をぶっ放すだと…
先日、知り合いが東京に行く用事があって、ついでに秋葉原を訪れたそうです。 色んな喫茶店があったそうです。 帰ってきてそんな話をする知り合いと、新機軸のカフェを考えようということになりました。 知り合い(以下、A)「メイドロボットカフェ。メイド…
これは前回エントリーhttp://d.hatena.ne.jp/y2k000/20060603#p1の続きというか、補足になります。 どうして80年代からいきなり現在に話が飛んだか、というか、間の90年代ってどういう時代だったのか? ということをある程度、書いておかないとやっぱりフェ…
http://d.hatena.ne.jp/y2k000/20060606#p1へ。
※このエントリーはhttp://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20060413/p3にインスピレーションを受けた文章です。 序論・80年代的バトル漫画とは。 80年代は父権の打倒、あるいは親子の融和が大きなテーマだった。いずれにせよ、「父権性」が漫画の問題意識だったと…
あまりに惜しい作品でした。多分、散々、そこらで言われていると思いますが、ラストの渺茫とマキの「あっちの世界」っぷりが読者をガシガシ離していってしまったのがなー。 他のキャラの情念っぷりに比べて、ラストを飾る二人の妄念が足らなさ過ぎたというか…