古い作品が全ていい作品だなんてンなワケねーーー! という話

 久しぶりにマジギレしたから、不平不満をぶつけるよ。読みたくない人は最速でブラウザを閉じるといいよ。マジでマジで。
 


 今日ね、としくったクソヤローと会ったんだけど、そのおっさんは四十代半ばなんだけど、映画が好きで、なにかとマニアらしー一格言をお持ちらしいわけだ。
 もうね。そのくだらねー「ボクの考えた映画論」を聞かせる身になれよ、と。てファックして死ねよ、カス。はいはい、もうやりたかったらどうぞ、とぼくもめんどくさくなって流し聞いてたら、「おい、キミー」ですよ。「ボクの話を聞いてるのかね」ですよ。
 もうね。ほんと死ねよと。オレはいちいち「わー、すごいー」とか笑ってくれるキャバ嬢かと。お前の息子かと。あるいは、お前のママかと。なんでお前のつまんねー話をいちいちしたりと受けなきゃならんのだと。
 で、ブチギレですよ。「いや、聞いてるけど賛同はいたしかねますね」と。だって、そのひとの映画に対する考えとオレの考えって真っ向から対立しちゃってるんだもん。
 そのひとは、もう古いのマンセーなのね。キューブリックがすごい黒澤がすごい市川がすごいあー、後なんだっけ。まあ色々だ。
 で、ハリウッドはダメだと。アニメもクソだと。
 彼の名言。
「今の映画はねー、ファンも含めてダメだね。皆、もっと勉強すべき。アイ、ロボットなんか『イノセンス』や『攻殻機動隊』のパクリだって、騒いだらしいけど、そもそもアシモフも読まずに」


 知るかーーーーーーーー! アシモフぐらいほとんど読んどるわ、ボケーーー! つーか、テメーこそチャンやらイーガンやら読んでんのか! SFといえば、サイバーパンクだけじゃねーんだよ! このクソヤロがあああ! 
 つーか、オレに文句つけんな! 世代論でまとめんな! 
 そもそもオレは雑食なんだよ! オレがおもしろけりゃなんでもいいんだよ! 古いのも新しいのも好きなんだよ! ライトノベルもふるくせー戯曲も読むんだよ! アニメも舞台も好きなんだよ。だから、黙れ。
 つーか、てめーだって、目の前のキャバ嬢が処女かどうかなんて気にしねーだろーーーーがあああああ!
 で、ブチギレですよ。
「まあ、古い作品がとてもいいものが残ってますしね」


 で、相手がカチンと来たらしく食ってかかってきたけど、もうダルかったので、「合わない映画は見ない方がいいんじゃないですか? 別にそれが仕事じゃないでしょ?」と言って、さっさと帰りましたとさ。


 こうしてみると、ネットはまだいいんですよ。ネットに存在するどんなくだらねーヒョーロンカ様方のご意見だって、ブラウザ閉じて、履歴消しちゃえば問題ないもんね。オレの人生に関わる確率はそれだけでぐんと減るわけでさ。

 でも、リアルで合わない意見を垂れ流されてもうんざりすんだよ。それはさー、オレのコミュニケーション能力が足りないのかもしれないけど、面と向かって、高説垂れられてヘラヘラするにも限度があんのね。マジに。


 つーかね、オレが何が大嫌いかっつーと、古い作品がすげーすげー言って、現在の作品がダメだってえらっそーに説くやつ。
 だから、オレは、評論家とか批評家とかでも、
「○○(過去の名作)をもっと勉強すべき。で、今の業界がどーだこーだ」


 とかいう単語が飛び出した時点で、二度とそいつらを信用しねえことにしてるし、話にならんから、最大限のシカトをすることに決めてる。オレのおもしろ人生に関わる確率を下げる努力をするね。即座に。


 そいつらの何が問題かっつーと、古い作品は全部いい作品なわけねーじゃねーわけだよ。オレは知らないけど、昔だってくっだらねー作品がいくらでもあったわけだよ。
 で、今残ってるのはたまたま評価がよかって、残ってるだけだろーと。で、今は大きな産業としてそういうエンターティメントが成立しちゃってるから、クソ率も高いだけだろーと。
 で、製作者をあげつらって、ファンをあげつらって、業界をあげつらって、イッチョマエな「勉強をしなさい」!!


 頼むから、オレの人生に関わるな。
 死ね。ただちに死ね。なにが勉強だと。たかが映画だろうが、たかが文学だろうが、エンタメだろうが。
 ファーーーーーーーーック! 一秒間にファック百回言うぞ、ボケエエエエエエエエ!



 あー、すっきりした。寝るっ!