知り合いとハルヒの同人ネタを予想する。

「まずハルヒ
「とりあえずケチョンケチョンにやられてヒーヒー言わされるのが王道と見た。ヌルヌル触手の宇宙人侵略者にヤラれるなら彼女も本望だろう」
「いや、ハルヒの行動原理は自分が痛くない位置にいることがベーシックっぽいから、ムリヤリやられるのはキャラへの愛が足らないってファンからは嫌われそう」
「どっちにしたって突っ込むには変わらないだろうに…」
「いやいや、二次創作ってのは結局、シチュエーションが命ってことじゃないですか? ということで、キョンとのイチャつきエロコメが主流だと予想。ツンデレの人気いまだ衰えず! って感じで」
「まあ、同人だし、そんなとこだろうなあ。ここからひねってきたらおもしろいけど」
「例えば?」
「むしろ、ハルヒが積極的に宇宙人に犯されるというのはどうか? つまり、痴女化。みんなハッピー」
「それはひどい。まあ、所詮エロ同人ってところですね」
「じゃあ、次、みくる。ハルヒである陵辱路線とエロコメ路線、他に何か思いつく?」
「あー、オレ、みくる嫌いなんですよね。あの女、絶対にクラスでハブられてると思いますよ。だって、普通にうぜーもん。『おおきく振りかぶって』の三橋みたいっつーか」
「となると、やっぱ長門有希かー」
「アニメ版の長門への優遇っぷりは異常すぎますしね。一ジャンルを築くと見た」
「オレが考えたのはね、インターフェイスとしての寿命が来てしまい、機能停止する長門、復旧を目指して頑張るキョンっていうシチュエーション」
「なんじゃ、そりゃ。ドラえもん最終回ですか?」
「いや、まあ、起点はそこだけど、長門有機体だからね。電池を換えても動かないわけじゃん? だから、みくるちゃんが未来的知識を披露して、キョンの体液を彼女に注ぎ込めば動きます、とか言うんだよ。生体エネルギーを注ぐんだーーー! とか言って、これが生の電池だーーー! とかモノを突っ込むわけ」
「(爆笑)」
「で、まぐわって長門復活。よかったよかった、で終わり」
「ひでえ。何の解決もしてねぇし」
「それこそ所詮エロ同人だしなあ。結局、エロ同人なんてさ、コスプレ系の風俗とかエロマンガと一緒じゃん。とりあえず抜きどころありきで、そこに至るプロセスのなかでキャラに対する妄想をぶつけるだけだろ。前振り→エロでオチなしつーか、ヤオイのうち、ヤマだけはエロパート前後で稼いで、オチなしイミなしだから、ストーリー云々は正味ヤボでしょ」
「まあ、そうかもしれませんが、根本的な問題としては」
「ん?」
「問題は、今年はお互いそういうイベントになんて行く暇がないってことですね」
「それもそうだし。そもそもエロ同人なんて買わないしな。白黒のペラいページ数で一冊につき500円も600円払うのがアホくせえ。その金でなんか小説買うっつーの」
「いっつも不思議に思うんですけど、エロ同人ってほんとに需要あるんですか? 普通にAV借りたりエロマンガ買った方が断然コストパフォーマンスいいと思うんだけどなあ」
「そのへんは、各人の楽しみ方つーか人好き好きじゃない?」
「うーん・・・」


 などと。