考案中

作業状態40%。

現在、二本考えているのですけど、一本が超絶異能バトル的群像劇。アメコミとか少年漫画とかマンガネタとか、あらゆるオレの昂ぶる鷹の魂をかきたてつづけた作品を四本くらいぶちこんで挑む! かなり好き放題やりたい放題過ぎて、できあがった部分を読み返して自分で笑う。なんだこれは! なんというガキセンス! 出てくる単語がもお超ノリノリ。うなるぜ! オレの中二魂が!!
 

 もう一本はちょっとマジメに考案中。タイトルは「テン・レスト」。シナリオ概要までできた。
 日本における「大きな物語」の本当の終わり=なんだかんだでサバイバってきた日本の生活/経済様式の終焉。リアルもうダメポの世界を迎えたあとに生きる人々を描く。
 といってもバトルは当然、ありなんだけど。つか、ありにせざるを得ない。
 二〇一〇年というのはおそらく万人の闘争期というか、利益調整/供給機関としての国家、自治体が瓦解していく中で、もうやるしかねーべ、と再始動するオーガナイズとしてのリーグ、グループ、チームの角の出し合いが生まれる時代ではないかと思う。その中で弱きものとは、主体性を放棄したもの、人の尻馬に乗る連中、そしてリソースを持ち得ない健全者たちで、彼らの悲劇を書きながら、一方では彼らを切り捨て、あるいは救済せんとする強きものたちのモラルを描きたい。
 パースとしては、トゥモロー・ワールドが最先鋒に立つ予定。トゥモロー・ワールドは終わってしまった世界に希望を見いだそうとあがき、あがきぬく話だけど、この作品では終わっていく世界に精気をとりもどすまでを描く。茫洋とした不安と顕在化した絶望が入り交じって、もがく青少年たちの闘争劇。ただ、ライトノベルとしたいので軽いノリは忘れたくないなーなどと