ライトノベル進行中

現在、25%ぐらい。
全体的にどーもマジメすぎる気がする。文章を書くことがなにか高尚なもののように据えてしまっているというか。良くも悪くも書きなれしてないがための自意識が出てしまっているなーとか自覚する。
これでは商業的ではないなーとか思いつつ、中二センスをうまくとりこみたいなーとか考えつつ、書いてます。もっとバカっぽく、軽やかに、テンポをあげたい。でも、難しい。

以下、現状。

おおむね固まったところ。

舞台。

それ自体で一個の閉じた(=いわゆる大世界ではない。ある特定の個人の行動が場合によっては全体に波及できるぐらいには可視された領域。余剰の末)としての共同体=街が舞台。空から見ると、孤島のふちには防波壁が波状に並び、その殻の内部に立体的にサーキットなんかが構築された整然とした町並み=近未来的、よくある閉鎖/管理社会っぽい壁のある風景=イメージソース=リベリオンの隔離エリアとか、「零式」の多分、落書きまみれのでけー壁とか、あとダークシティ。特にダークシティの陰鬱さをとっぱらった感じが一番近そう。大世界からははみ出している。

支配者階級=かつてのシンギュラリティ発生前後に A(以前人)←→B(以後存在)の闘争があったなかで、このままではどっちかが全滅するというか以前人が一方的に消えそうなので、無理からにシンギュラリティの舵をきって、結果として現行人にまで妥結させた連中。あるターニングポイントまでの歴史の道しるべであり、今は過半数が権力を暴走させた老人ども(当然、一部良識派というのはいる。改革派とか保守というほどでもない、なあなあでやっている毒にも薬にもならないのとかも)、己の権力拡大だったり、さまざまな社会/生理/実験にあけくれている。その功労から特権的で非制約の実施領域をあてがわれている。現行人が接触不能なはずの「以後存在」(作中時間軸だと「以外存在」か)とも諸般の事情から交流があり、現行のマテリアルやテクノロジーを超越したモノ/禁忌兵装や超絶異能者も複数抱えている。


異能者の扱い=ふつーにいる。しかも、ぐちゃぐちゃ。魔法使いサリーちゃんからガンダムまでいる世界というべきか。なんでかっていうと、シンギュラリティ以後存在である大知性体が生まれることがなく、小人がそのまま進化して、フェイルセイフが働かなくなって、大知性体が獲得するはずだった情報還元能力=事象を自身で処理可能な情報に落とし込んで使役する力=「魔法のような力」が志向性をもたないまま、てんでばらばらにあっちこっちに付与されまくったから。その結果、文字通りのなんでもありになってしまった。正規のシンギュラリティを満了することができなかった((技術的特異点である情報知性体の誕生を迎えられず、代わりに特異点という強い光をあびたために総体としての人間の進化の時計が狂ってしまった/まったくばらばらな個性として生まれ変わった=生物学用語のシンギュラリティ現象を援用した意)ための悲喜劇で、その結果、アメコミのような世界になってしまった。というわけで、別に迫害されているわけではない。しかし、目だった連中は劇中舞台に集まりやすい。スタンド使いか、雨後のたけのこのようなものなので。


タイトル確定=「モザイクI01」 末尾の数字は別に賞レースをとってやるぜ! そして、シリーズ物を狙ってるぜ! とかいう意味ではなく、101匹ワンちゃんのイメージに浮かんだから。実写でもアニメでも、あの犬と子犬がゴチャゴチャしている感じがひとつの小世界だったので、そんな感じを目指したい。モザイクというのもおんなじ。それと、モザイクにはいろんな意味がある(ウィキペディア参照)。ライフゲームのそれが示唆的で楽しい。