グレンラガンを見ている。
今日はスポーツジムが休館日なので、ゆっくりと撮り溜めしていたアニメとか見たかった映画とか見てます。
まず天元突破グレンラガンから。
- 1話〜4話
ああ、なんて石川賢……。ご存命中ならば、是非とも先生にコミカライズしてほしかったです。
ただし、
「女の子はまるで萌えない!(おっぱいが出ても全然、うれしくない)」
「メカは空間と同化を繰り返す!」
「異空間から蟲が蠢く!」
そして、
「オレたちの戦いはこれからだ!」
結果、大勢のアニオタ激怒!
「ふざけんな!」
「コミカライズに個性はいらねえんだよ!」
しかし地味に各blogで擁護発言が出たり、はてな匿名ダイアリーで擁護されて、地味にブクマされて、すべてがうやむやに。
そんな風に思っていた時期が僕にもありました。
やっぱりガイナックスは省略の仕方が上手いなぁ、と思う。OPの雲の動きの省略とかカッコイイ。そして、三話のビーム撃って山吹っ飛びとかの伝統芸。細かく検討すれば色々あると思うのだけど、よく使われるのがコントラストの強い色の塗り分け方とか、フリクリなんかで蓄積した巨大な物体の上を走るカットとか、中村豊(チックな?)の四角破片とか。
あと、エヴァチックな、細くて長い手足や胴長なシルエットのロボット「エンキ」や敵ロボットとしての「グレン」はカッコイイ。
アニキかっこいい。
流竜馬をマイルドにした気のいいにーちゃんがシンジくんを引っ張っていく感じ。
エヴァの加持のような「事態をひっかきまわすだけひっかきまわして、でも見ているだけ」系のアンちゃんじゃない分、好感度が極めて高い。
随所のカットで描かれる密着度、仲良しだなぁ。
ヒロイン役の井上麻理奈ってどっかで見たことあるなー、と思ったら、ゼーガペインの副指令役の女の子だった。え、めっちゃくちゃ演技、上手くなってねー? 全然わからなかった。
噂の四話。
これは批判されても仕方なくはあるでしょう。ギャグだとしても脚本がダダ滑りしてるし、全体的にペラッペラなカットが多い。
1〜3話まで目を引く複雑なカットや、デフォルメして誇張した作画を連発してたのに、そこからいきなり、平面的な、(顔アップが非常に多かったし、アップで出てくるのが崩した表情だと)手抜き絵で作ると叩かれるのはやむをえない気も。
肝になる演出である「走れ」というシーンでも走ることでカタルシスをあまり得られない。
シモンがただ走ってるだけじゃあ、1〜3話で見せたスピーディな流れには追いついてこないと思います。
ただ、1〜3話まで見てて、頑張りすぎてるほど頑張りすぎてると感じたので、こういう外れ回があっても悪くはない。ロボット合体からキメまではすごくよかったし。
後、批判原因としては新キャラの女の子たちが萌えなかったのが不味かったのかな、と思った。初登場なのに、いきなりアレってのは、確かにそういう方向で期待すると壮絶に肩透かしを食らわされちゃうわけですし。
以下、続く。