すごい奇想が思いついたよ!

 書かずにはいられない。
 ヤクザの抗争に巨大ロボを持ち出してきて、一匹ずつ順調にすり潰していく復讐鬼の話が!


 

  • 分かるひとは分かるかもしれませんが、『新ゲッターロボ』を見たためです。
  • 『新ゲッター』の何が素晴らしかったかというと、徹底した原作テイストの再現でしょう。
    • 仄かに輝くゲッター線を見つめながら、恍惚とした表情で早乙女博士が「タツヒト(故人)が語りかけてくるのだ。ゲッターを強くしろ、もっと強くしろ、と……」というシーンだけでも十分に見る価値があると思います。
  • 他にも、子安晴明とゲッターロボが実写取り込みの都心をガッツンガッツンぶっ壊していくシーンなども素晴らしい。
    • スタッフはよっぽど東京に恨みがあるのかと、お前は押井守かと。
  • そして、石川賢的「鉄と火薬の平安時代」の再現。腹を抱えて悶えながら笑いました。


 上記の感想を踏まえて考えるに、バイオレンスジャック的舞台設定にゲッターロボを配置して、「人類の敵は所詮、人類」の論法で通常兵器で対応するヤクザと、非常識な暴力装置アナーキーの体現者としての巨大ロボとの対立はなんとも美しい構図で、その光景を想像するだけで震えそうになります。
 いつか書きます。