現状


 東京に来て、ようやく落ち着きが出てきました。あー、まあ、この時期なんで、まったくぜんぜんこれっぽちも暇じゃねーんだけど、なんか時間が多くなりました。
 大阪にいたときには同居人がいて、基本的にはそっちに時間とられっぱなしだったので余計に思うだけなのかもしれません。

 今は2日で1.5冊ぐらいフィクション消化してますし、アイディアを集中的にまとめられる環境作りも整った。
 よって、ようやくライトノベル賞レース向けの話を書けるモードになったのと、JOJO1.5の本文書き出しが始められた。
 まあ、ジョジョ1.5はかなり精力的に、でもゆるゆる資料が集めつつの予定。国会図書館と神保町が手の届くところにあるなんて。東京はすばらしい。

 現状は賞レース優先。ここでも何度か書いた記憶のある「モザイクI01」はちょっと小休止中。当初危惧していたとおり、案の定、アウトプット過多でごちゃごちゃになりすぎて意味わかんなくなったので、かなり切り刻んで整理する必要があるのと、ウォッチメン映画版を眺めてから、自分なりの「俯瞰してみる全体としてのスーパーヒーロー」への回答を出してからにする。


 今は別の話を二本考えていて、一本が最近、読み始めた深町秋生から得た「人々が口に乗せて語る姿と実体がズレこんでいる異界/世界としての日本への違和感(その感覚はたぶん、田舎スキーだけど、いまさらもどれねーよな感漂う地方出身の僕にとってはかなりコンテンポラリー)」と徐々に劇中の文脈/世界観をズラしてむき出し/隠し立てしていくあのスライド感覚をライトノベルよりにして、キャラクタで味付けした話。まだ書き出してないけど、おおかた流れが出そろってきて、アイディア出しててすげー楽しい。


 もう一本は、エアマスター/谷仮面的な空気にスパイダーマンを混ぜた感じのヤンキーなんちゃってストリートファイトブコメ。こっちはまったくアイディアなんて書きためずに流れるままに書いていて暴走しまくりで圧倒的に楽しい。


ま、そんな感じ。
以下、どんな感じか書き出してみる。