あいかわらず最果てのイマをプレイ中

 風邪を引いてしまったらしく自宅療養。
 読書していてもよかったのですが、今日は一日、このゲームをプレイしてました。

  • 三人目まで攻略(?)
    • ああ、つまり、パーティション概念領域という言葉から推測するに、情報の集積庫なのか、主人公は。つまり、この作品はあいかわらず「人間」と「非人間」に分かれていて、関係式の解答を模索する話ではあるのだけども、クロスチャンネルが終始その関係式を解く物語であったのに対して、今度はその関係式を外側から眺める話なのだろう。三人称を使うのはそういうことか。主人公すら、その関係式に組み込んで、作者が空集合になってる。神の視点に立ってる。
    • 独立した人格の集積された果てに、人生が現れる、と色んなところでいっているわけだけど、単に解析できないだけにすぎない最大のオーバーテクノロジ、高度すぎる機構「人間」を模倣するための装置が主人公なのだろう。

 またしてもメタか……つくづく最近、縁があるなあ。


 ところで、プレイ時間五十時間て・・・マジで?
 明日ぐらいまではゆっくり休むつもりなんだけど、スキップ多用すれば終わるかなあ……

  • 追記。黒髪のねーちゃんのシナリオをクリアする。
    • これでようやく製作者の意図が分かった。なーんかおっかしいな。どっかおっかしいなと思ってたんだけど、つまり、ごちゃごちゃになった時系列をもって、断片化されたパズルの組み立てを強要してプレイヤーとストーリィの双方向性を作ろうってわけなんだな。なるほど。発想としてはおもしろいや。


 しかしまあ、一切合財デフラグされてない不連続の塊みたいなデータなんてユーザーにとって何の意味もなーわな。わりーけど、少なくてもライトユーザーにしかすぎない俺っちにとっては果てしなく意味分からん。
 やりたいことはもう分かったから、やめようかなあとも思ったりするが、もしかしたらいいエンディングが待っているかもしれないので、我慢しよう。


  • さらに追記 ヒロイン全てをクリアして統合イベントに入る。
    • あー、これ駄作ですね。ひしひしとそんな予感がします。
    • 少なくても製作者のプレイヤーに対するユーザビリティが低い。この後、どう転ぶのかまだ分からんけど、個別エピソードが無茶苦茶すぎ……
    • いや、よしんば、無茶苦茶じゃないとしても、時間軸が錯綜しすぎて、絶対に整地できないでしょ、これ……パズルのピースをあてはめる作業をするための情報が不足しすぎてる。


 ようやく御目見えしたSF設定は微妙……主人公の設定と背景はまんま「完璧な涙」だし(人間性の剥離と時間感覚の消失なんかの描写は特に)。案の定、世界の敵と戦いはじめるし。
 その他の設定も、さほどワクワクしない。
 なんというか、リンク貼ってそこで設定だけ語られても全然つまんないんですよね。
 その設定があることでなにが起こるのか? という思考実験に対する熱意、SFマインドが著しく欠けているように思えます。残念。


 なんか今日中に終わりそうだにゃー。あぅぅ。8800円がー……一日で消化されるのかぁ……うう。切ないよぅ。アレが欲しいよう。


 ※アレ … 「魔術師を探せ!」と「駿河城御前試合」のこと 今、最も読みたい小説。理由は特にない。