フロントミッションやってる途中に
なんだか無性にこれまで見たロボットアニメを自分なりに総括したくなるという欲求にかられる。
しかしながら、フロントミッションがおもしろすぎてはやいところ続きをやりたいので、あんまり時間をかけたくない。
というわけで、テケトーに羅列。賢明なる諸兄は行間を読みなせぇ。
- Zガンダム
- 空手をやってるお坊ちゃんがなんやかんやあって、世間の厳しさをたっぷり叩き込まれて、「太陽が黄色かったから」とか「恥の多い生涯を送って来ました」と言わんばかりに壮絶なヒキコモリ=精神的自殺を遂げる話。製作者に、帰るべき場所=現実という心底、困った類の説教をされてしまう。
- ZZガンダム
- ノーといえる日本人が、ノー天気なままにすき放題やってもノーサンキューと言われないそんな世界。良くも悪くもあざとさ全開。
- ロボット+かわいらしいキャラの活劇という現在のジュブナイル系ロボモノの源流だろう。
- 戦隊モノ
- なんでこれがロボットモノかというと販促手段がそうだから。
- ナイスなタイミングでナイスなメカをナイスな活躍で登場させて、ばっちりお友達のハートをゲットだ!
- 商業主義にまみれている、アウトラインが既出のそれとほぼ一緒、という悪意ある見方をすれば、ガンダムSEEDはここに組み込まれてしまうのだが、そのへんどーでござんしょ。
- 新世紀エヴァンゲリオン
- Zの系譜。
- あの頃に戻りたい少年ハートなオトナが、ママンのところに帰りたいとダダこねて全てをFる話。現実に戻ろーぜーって日本オタク四天王のお前に言われたくないです。と、いったい何人が突っ込みを入れたことであろーか。
- ガンダムSEED 略して種
- 良くも悪くもキャラ重視。キラきゅんとラクスさまが世界の中心で愛をさけぶと、あらまびっくり世界の全てが思いのまま。
- これを歪んだ現実感の表れととるか、むしろ、健全な願望の充足手段と見るかはまさしく視聴者のバックボーンが問われるんじゃないだろーか。よーするに、作品の外で論争を巻き起こす類。外野から見れば、はなはだしく不毛だというのは内緒である。