ライブドア・ショックについて

 たかが一企業の粉飾問題で東証の取引は早引きになるわ、ほとんど全ての株価は下落し、堀江社長が捕まり、エモーションセンセーションの国民性を愛するマスコミ諸兄方とそれに対する反動主義的な良識ある人々の言説がヤバイ感じにミックスされている現状、外野から見てる分には『これかぁ! これがトクヴィルの云う政治学ってやつか!』と死ぬほど面白いんですが、んなこたどーでもいいんでございますよ。

 
 この騒動に関してはもちろん『銭道はシグルイなり』とかそーいうネタをネットの誰かが考えているだろうから、それもさておき、この騒動が後々の物語シーンに影響を与えるとはホリエもん自身予想しなかった。漫画家は貴文を見捨ててはいなかったのである。(ナミダ星キラリ)

 
 多分、向こう一年ぐらいは一時の小泉ブームの後、明らかに小泉だと特定できる政治家が漫画に出まくったように、このライブドア事件の後、ホリエもんをネタにしたキャラが出てくると思いますね。なんとなく。


 まあ、どうしてそういうキャラが出てくるかっていうと、戦後民主主義以降、つまるところ政治は文化だからだとか閉塞された社会環境において、ヒロイズムに酔いたいんだとかいくらでも素人考えが思いつくわけですが、それもさておき。


 キャラと物語に淫する当ダイアリとしましては、キャラスペック予想します。
 以下はテンプレートの一例。

 

  • 古江貴之(フルエタカユキ) 基本スペック
    • デブ、刈り込んだ頭、フィギュア萌え、性格は酷薄にして即物的
    • 情報通信会社の社長、手広く商売を拡大。波の上の魔術師。


 以上を踏まえて、個別検討。

 掲載紙がヤング誌の場合。

    • 越後屋的ポジション、おぬしも悪よのぅとか言って、小泉キャラと会談。
    • 当然、身の破滅。本宮ひろ志キャラなら、「ひさしぶりにキレちまったよ…」と殴られて、後に改心の可能性あり。倉科遼キャラなら、キャバ嬢にハメられて、ゴミ箱行き。


 掲載紙が少女漫画誌の場合

    • 主人公のけなげな女の子に言い寄るゲス。
    • かっこいい男にかっこ悪く殴られて、終わり。ゲフゥッ! とかグヘヘヘなどの奇声がデフォルト。
    • そもそもカッコイイ男しか書きたくない作者の作品には出てこない。あるいは、めちゃくちゃ美形の情報通信会社の社長が出てくる。もちろん、悪役で。


 掲載漫画誌が少年漫画の場合。

    • 出てこない。現実と虚構は違うものです。


 掲載漫画誌がファンタジー誌の場合。

  • 不勉強なので、傾向が読めません。

 ※番外
 エロ漫画とかエロゲーの場合。

    • 陵辱担当 成敗されるかどうかはケースバイケース。
    • まあ、ここまでいくとさすがの本人も想定外じゃないかしら。
    • まさか自分が昔作ってたメディアに出ることになるなんて、まあ、因果は返ってくるってことで一つ。

などと。