ウルトラジャンプ 六月号を読む
- SBR
- ここしばらくのジョジョは変態汁が溢れすぎて困ります。
- まさか「あの御方」を登場させたことではなくて、それを受けたブラックモアの心情告白がヤバすぎる。微塵の躊躇もない変態街道。ついうっかり共感したくなるような素晴らしい思想です。
- これを「男の意気メソッド」、略してマンダムと名付ける。
- マンダムにおいては、分別するものははや後るるなり。
- マンダムの用いる術理はただの一通りなり。
- 届くところまで相手に近寄りて、スタンドをぶちかますばかりなり。
- 我のスタンドが届くからには、相手のスタンドもまた届くものなり。
- マンダムといふは勝負を考えず 無二無三に死狂いするばかりなり。
- これにて夢覚むるなり。
- 恐ろしい思想です。しかし、ついうっかり共感してしまうのはなぜでしょうか? 彼の偉大なりし悪書「シグルイ」においてもこの思想はまかり通っていますが、日本人は再び、精神の暗黒面に立ち戻っているのかもしれません。
「でも、いざそんなことになったら逃げるよね?」
「だって、オレら武士じゃねーやん」
「平和! 万歳!」
- 皇国の守護者
- やっていることは大規模の殺戮なんですが、妙に清清しいのは何でかしら。
- 原作にあった不健全さを上手く殺してるからかなあ。
- あるいは、新城→漆原の構図から見ると、体育会系部活の健全なノリに見えるからかしら。
- 窮地に立たされても逃げない不退転の精神が心をうつのは、もしかしたら日本人は徐々に軍靴の足音に馴染んでしまっているのかもしれません。
「でも、いざとなったら絶対バックれるよね」
「だって、オレら軍人違うし」
「平和! 万歳!」
- BIOMEGA
- あいかわらずかっこいい。抜群です。