ネット検索山崩しで知り合いと遊ぶ。

ネットのカオスに挑みつつけるグーグル先生に尋ねてみた。
負けるたびに、缶コーヒーおごり。

知り合い（以下、Ａ）
俺（以下、Ｂ）

Ａ「今、オレのなかで『超高々度爆撃戦闘機』という単語が頭によぎったので、『高度』」
Ｂ「ショボっ！　何、その安全策は……しょっぱいな」
　で、検索結果・約 34,300,000 件。めちゃくちゃ多い。
Ａ「まあ、最初だから」
Ｂ「えーっと、じゃあ、工学方面で『知能』」
　検索結果 約 780,000 件。
Ｂ「ふふん、いい感じに減った。ここからが本番だぜ」
Ａ「じゃあ、……『中華料理』」
Ｂ「バカか、お前は。どんだけトンがったセンスしてんんだよ」
Ａ「や、まあ、いいじゃん。どんどん減らしていこーぜ」
　検索結果 約 30,400 件
Ａ「あっれー？　思ったより減ってないなあ」
Ｂ「最近、グーグルの精度はどんどん落ちてるからなあ。マジにカオスがひどくて、思うような情報になっかなかたどりつけない。……それはそれとして、『ラーメンマン』」
　検索結果 約 56 件
Ｂ「よしゃ」
Ａ「ほとんど2chのスレかネット辞典だねー」
Ｂ「危険水域までもう一息って感じだ」
Ａ「よし、『海原雄山』だ！」
Ｂ「だから、なんでそう発想がアウトローなんだよ。キチガイか、お前は」
　検索結果 約 11 件
Ｂ「ゲェーー！　生き残ってるっ！？」
Ａ「ふっふっふ。ネットのカオスは素晴らしい」
Ｂ「あー、じゃあ、『植物人間』だ」
Ａ「絶対に死んだね。その発想は」
　が、検索結果 8 件
Ａ「え？　なんで生き残るんだよ」
Ｂ「雄山が脳死するときが美味しんぼの最終回。みんな潜在的に分かってるんだよ。きっと」
Ａ「いやいや、雄山はやっぱり突然死だって。ということで『突然死』」
Ｂ「それこそ死んだだろ」
　が、なんと検索結果は 1 件
　Ａ、まさかの勝利。
　二人ともあっけにとられてしまう。
Ａ「こんなに遠大なキーワードを全部含むサイトってなんだ？」
　しかし、そこにあったのはBIGLOBEのトップページ
Ｂ「ブログだよ！　またしてもブログにやられた！　許すまじ！　許すまじ！　ビッグローブ」
Ａ「いよいよこの遊びもつまんなくなってきたなー」
Ｂ「そうだなー」