なんだか無性に


 ゾロアスター教について知りたくなりました。
 といっても、別に実生活でなにかイヤなことがあったわけではなく、毎年数回、そんなことに思い至る時期があるのです。女性に月のものがあるように、僕にだって年のものがあるわけです。
 基本的に、ぼくは原著にあたることをあまりしない、つまり通俗本と呼ばれるジャンル(ex.「経営者のための君主論」みたいなノリの)で満足する人間なんですが、まあ、たまにはニューロンシナプスの関係を見直したい時期もあるさ。
 ちなみに、一昨年はバラモン教、ヒンドゥ教について理解を深めて、仏教の本を読んでました。去年はニーチェフッサールを読み漁ってました。確か。
 今年は、なぜか「ザラスシュトラクラウゼヴィッツが殴り合ったらおもしろくねえ?」という自分でもいささかどうかしていると思う発想にとりつかれたので、ゾロアスター教について一通り読んだら、戦争論の原著を読もうかと思います。来年辺りは、アリストテレス辺りが流行ってそう……



 ところで、全然関係ないんですが、なんか無性に小説が書きたくて仕方がありません。パロディじゃなくて、マジメにファンタジーが書きたいですね。
 具体的に内容について検討すると、出てくるキーワードは「蛇女」「邪神」「兄弟の確執」「父子の相克」「森」「神殿」「帝国」。書きたいものは、2chのvip辺りによくいる極上の釣り師か、ヘルシングの少佐が実はすんげーゴイスーな妖艶な美女で、ものすごく姦計に飛んだ魔人で、世の中を転がしてゲラゲラ笑って楽しんでるんだけど、あまりの無軌道っぷりにマジギレしたスレ住人か、SSの連中が、
「もーーーー! 貴様にはガマンならねー! そこになおれぃ! その性根をぶった斬る! ぶった斬ったる!」とプンスカ日本刀らしきヤッパで追い詰めていって、ついには事の元凶をぶっ殺す、そんな話。