ここ最近見たものとか
近所のレンタルビデオショップにパプリックドメイン化した廉価洋画が大量に入荷してたので、見てます。
- 硫黄島の砂
- 海兵隊マジ燃える。上陸戦が迫力満点で感涙。後、後半に出てくる戦車の陸戦兵器ムテキ最強っぷりがすごい。「多分これ、フルメタルパニック! のASでも勝てねーよ」と思った。
- ハートマン軍曹に匹敵するステキ軍曹がいて素晴らしい。フルメタルジャケット絶賛するひとがこれを見ないのは片手落ちだろうと思った。
- 西部戦線異常なし
- ラストシーンが切なすぎる。すべてはこのシーンに集約されているんじゃない。主人公の疲れた微笑が胸を打つ。いやー、おもしろかったなー。
- 第三逃亡者
- すでにヒッチコックブームが到来しているんですが、これはまぁまぁ。
- 「三十九夜」と似たようなプロットなんですが、序盤ダラダラしてるのがやや残念。オチものんびりしたもので、サスペンスのなかの息抜きって感じ。
- サボタージュ
- 80分未満の作品なのに、ものすごく長く感じた。これは悪い意味ではなくて、すごくボリュームを感じたって意味です。
- 中盤最大の盛り上がりで終盤のフックになる非常に残酷な展開に痺れる。こうでなくてはいけません! 素晴らしいですね。
- ラストのくだりで、唐突な八百屋のにーちゃんの翻意 と、爆弾屋のムダ死にっぷりはいかがなものかしら、と思ったりもしたけど。 ヒロインの夫の殺害のくだりはいいんだけど、あそこなんかはさっさと自首してしまって、いっそのこと「後には何も残りませんでした」みたいな無常観が漂っていたほうがよかったかなーと思った。(※ネタバレ反転してます)
結構、満足。やっぱり昔の作品で今に残ってきている作品はおもしろいです。
ただ、廉価ディスクの、特に「ロイヤルシネマ倶楽部」ってところの字幕はマジひどすぎる。年配の紳士がなぜか女言葉を喋ったり、語調がコロコロ変わって誰が喋ってるのかわからなくなってしまったり、中学生並みの直訳っぷりとか、誤字の多さとか。ほんと最悪なので、イライラします。戸田奈津子センセーーーッ! 出番ですよーーー!