雑記

 ここ数日、寝る間も惜しんで映画を見ているせいか、頭が痛いです。

  • 「野獣、死すべし」
    • 唐突に松田優作ブームが到来したので。
    • セカイ系による再発見」という単語を捧げます。いやー、ラストのくだりは、「まさか!?」とひやひやしました。
      • 「ぼくはここにいてもいいんだ!」「おめでとう!」「おめでとう!」とか言い出したらどうしようかと。
      • なんというか、全体に漂う雰囲気が「勤続5年目のエリート銀行マンが徹夜で書いてみました」という感じ。随所にでてくる引用とかクラシックとか。

 

  • 蘇える金狼
    • 「あのラストで笑うか、戦慄するかでそいつのスタンスが仄見える」といわれました。当然、ぼくは笑うわけです。
    • おもしろいスよね? あのラスト。「誰かーーー! さよならジュピター、リメイクしてあげてーーー!」って突っ込みを入れたくなりました。
  • 「殺人遊戯」
    • いまいちインパクトが薄かった。前述の二作品が良かったからかなー。
    • そろそろブラックレイン辺りを見る予定。
  • リーンの翼
    • 「そろそろガンダムも3Dでいいんじゃない?」というと、知り合いから「お前は何も分かっちゃいない」と怒られました。
    • 破片が飛ばないガンダムなんてガンダムじゃないんだよ! とか。イグルーはクソ! とか。
      • 正直、どうでもいいと思いました。
  • シリアナ
    • 事前に予習済みだったので、すんなり見れました。
    • http://cinema.translocal.jp/2006-02.html#2006-02-13_1にもあるように、この作品は「どのように賞賛するか?」じゃなくて「どのように批判するか?」を考える作品だと思う。
    • ちなみに、リアルでは知り合いらと、これを肴に、大英図書館・黒幕説に華を咲かせました。
      • そこで生まれた話、「イギリス・フランスによる『かつてのアレ』としか言いようがないザッパでざっくりな植民地政策の線引きのおかげでグダグダの有様となった中東には、実はグノーシス(にわかに流行っているので)を含めた異端の総覧を記した最古の書物、初期キリスト教の代表的護教家、ユスティノスの『第一弁明』が存在しており、読子・リードマンが現地入りするも、なぜかオプス・デイ(ただし、ダヴィンチ・コード版の過激派集団に倉田エフェクトがかかった)変態が一杯出てきて、ジョーカーはあいかわらず邪悪で胡散臭いし、ウェンディはすっ転ぶといういつものR.O.Dが展開される」
    • ……え? 泥沼の中東情勢? イスラムテロに惹かれる自分探しな若者たち? ポスト・セブンシスターズの石油メジャーの代替エネルギー戦略?
      • 何それ? 食えるの?