トップをねらえ2! を見る。


 もえすぎて死ぬかと思いました。おもしろかったです。
 二話三話がグダグダだったので「所詮、2の重力には勝てなかったか……」と決め付けてたんですが、その次の四話で大化け。
 最終話である第六話にいたっては、テロップ流しの演出で盛り上がるわ、デカイギミックがガンガン飛び出してくるわ、血管がブチきれるかと思いました。
 そうして、オチは卑怯ともいえるような、見事な着地を見せる。素晴らしい。



 でも、シナリオ的にはなんだか色々もやもやするものがありました。ラストはひたすら盛り上がっていくんですが、勢いで全部ごまかしたようなところも多々見られたり。
 まあ、榎戸脚本なんである意味、やむなしって感じで半分、諦めてますけど。
 別にケチつけたいわけではないのですが、気になった点などを羅列。(ネタバレ注意)
 




  • 説明不足を大ギミックでぶんまわすのはいいんだけど、カシオ解説→ディスヌフの真・コクピットの流れが唐突なので戸惑う。今回は、笑いどころなのかスタッフが大真面目なのか分かりにくいネタが多かった。
  • ダイバスター出現時は、失禁しそうになったんですが、ノノがどうしてダイバスターモードになったのかが分からなくてここでも悩む。榎戸洋司はなんでこうムダに行間を読ませたがるんだろう。
  • 真・コックピットのコスチュームの登場で、まさかディスヌフはバスターマシン4号でグレート・ガンバスターか!? と期待したのはぼくだけはないはず。
  • エグゼリオ撃退のシークエンスで、「努力と根性でなんとかなりました!」はこれきっと見てる人は、シラケちゃうか、燃えちゃうか、まっぷたつに分かれるだろうなーと見てて思った。言葉にウェイトがのってないので、その場の勢いに流されないガンコなひとは素面になってそう。
  • そういえば、多次元時空とか時空検閲官は何だったんだろ? えーっと、実は高次元存在だったノノがこれからも人類を見守っていきますよ。神さまになっちゃいましたので。って感じとか。ラルクと地球にいったかもしれない世界にいつでも行けるから、ノノ的にはオッケーす。ってところかな。