備忘:今週の木曜日。
今週のバキの煽り文句に「ああ、ほんと最近の板垣先生はえらいことになってるんだろうな・・・」という風情が伝わってきてたまらない。
個人的に山根和俊、西条真二とあわせて、「きっと編集の言うことなんざ聞きゃしねえだろうし、ホントに聞いてないだろう三人」だとおもっていて、こういうのは「打ち合わせメモは鼻紙派」と呼んでいる。いつか真実を知りたいものである。
へうげものはついに利休、死す。今回は演出が凝っていた。
利休の絶命、次のコマ一面の黒→転調して光差し込む風景。黒の「喪」服をまとって、黒の男の首を抱えた織部にひれふす面々。
特に転調から展開する風景にはおそらく、作者の「織部好み」のアナロジーが含まれているはずなので、廬山ラインとあわせてそのへんの資料を読みたい。
あと、ラッキーマインはオチのアナーキーさに痺れる。仕掛けは全力で放棄! テーマ優先! その力業が許されるなら、何でもありですよねー。
ヴィンランド・サガは、久しぶりに「これこの後どーすんの?」展開に。いやー、ワクワクしてきたな−。久しぶりの強烈な引きだ。