アフタヌーンをタダ読み。
買うの忘れてたんですが、知り合いがヒストリエの連載再開のため買ってたので、読ませてもらいました。貧乏くさいっすね。どうにも。
- おおきく振りかぶって
- この漫画は新刊を非常にいいタイミングで出すなあと感心してます。
- 単行本→雑誌連載で限りなくシームレスに見れるというか。野球の試合はあらかじめオチ(○対○でどっちの勝ち)が決まるから、非常にネーム切り易いのでしょう。
- ひぐちアサという漫画家はキャラを「ヤサシイワタシ」や「家族のそれから」のときのように相変わらず非常に繊細な線で描いているんですが、今はそれを効果線なんかで荒っぽくカバーしてるので、ようするに週間連載漫画家なんかによく似た大量生産型の書き方をしているわけですし。
- そうすると、刊行スケージュルにあわせたページ数調整がしやすいんだろうなあなどと考えます。
- 蟲師
- 漫画版は展開が(内容はどうあれ)だいたいパターン化されていて、
- 「どうにもならない自然界の力→それなりに人間力でカバー。しっとりといい話(最近かなり多め)」
- 「蟲による破滅寸前→別の蟲による救済(最近減った)」
- 「どうにもならない自然界の力→そのまま人の身の破滅(初期の頃の数作)」
- 「人間による蟲への介在→分を超えて身の破滅(たまに見られる)」などという感じです。
- 漫画は色彩がモノトーンで常に同じなので、抑揚がなく目新しさもないので最近どうもダレ気味です。一方でアニメ版のクオリティは異常すぎます。原作を足さない引かない、ただしカラーをつけるだけでここまで鮮明な作品になるとは。ちょっと感動。
- 後、アニメはキャラの細かい動きがいいですね。止め絵とのバランスが明確というか。あんまり動かさない分、細かく動かせるのでしょう。
- 四季賞受賞作品について
今月のアフタヌーンは異常におもしろかったので、帰りにコンビニで購入してしまいました。