最近の色々について、色々と知り合いと話す。
- ついに、からくりサーカスがおわりましたね。デスノートに続いて、これまた美しい終わり方でした
- まさかコロニー落としでシメるとは思ってもいなかった
- 「宇宙といえば、やっぱり大質量兵器でしょう。リクツじゃない。ロマンですよ。ロマン」という知り合いのコメントに思わず納得。
- ところで、2chスレにおけるマサルの蛇蝎の如き嫌われっぷりはすごかった。
- 『魔猿』というあだ名を初めて目にした瞬間、さすがに『うしおととら』のファンは一味違うわいと思わず唸りました。
- フェイスレスの喪男ならではの慟哭。「どうして、ナルミを譲ったぁ!」
- これを見た女友達が、「しろがねはそもそもおめーのもんじゃねーだろ。これだからモテないオタクは自分勝手な独占欲が強すぎて困るんだよ」という正論だか暴言だかを吐く。思わずいたたまれなくなってうつむくボクたち。
- 最終的に、兄弟の和解にシフトしてしまったオチに関してはいろいろと言いたいことがあるんですが、他に解決方法があったかというと、あったんだろうか。
- 「むしろ、フェイスレスを全世界で受け入れるのはどうだろうか」と知り合い。「造物主サイコー」「世界の女の子を君に!」などと各地で絶賛の嵐。で、心の壁を乗り越えるフェイスレス。「ボクはここにいてもいいんだ!」
- 「って、エヴァオチかよ」
- 「いやー、でも、フェイスレスの絶望っぷりはエヴァのシンジくんそっくりじゃん」
- 「そうか! フェイスレスはオトナになってもダメなシンジくんだったのか! 綾波レイにもフラれ、アスカにもフラれて、人形萌えに逃げたけど、やっぱり人形じゃダメだー。ダッチワイフじゃヌケねーーー! と開き直ってエヴァを使って人類を滅ぼそうとする人だったのか!」
- 「ポジション的にはむしろ碇ゲンドウだけどな」
- エマも終わってしまいましたね。
- ボクとしてはアメリカに二人が逃げて逃げて逃げて、ダメなヒモと化したウィリアムにたまりかねたエマがSATSUGAI後、女子刑務所の中で様々な人間と出会い、やがてショービズ界で天下をとる「エマ -シカゴ編-」が読みたかったんですが。
- ところで、クライマックスのど真ん中でメイドの入浴シーンが差し込まれていることに関しては、「これは読者サービスなのか、単に作者が書きたかっただけなのか?」と知り合いが首を傾げていましたが、森薫という作者は、趣味と実益が限りなく一致した稀代の漫画家なので、そういう二元論的な解釈は無駄だと思います。世の理を「だって、趣味だから!」で割り切れてしまう人間には、常人の作り出すどんな理屈も通用しないと思うのです
- デトロイト・メタル・シティの一巻が出たことについて
- これが受け入れられるようになると、日本もいよいよ終わりだな、と思いました。
- 世を構成する九割が常人であるにも関わらず、狂人のメンタリティを理解しようと頑張ってしまう現代はなんと良い時代なのだろうと思います。
- ネウロの時にも思ったんですが、邪道と異端とがやすやすと受け入れられる破滅的な文化を後の歴史家はなんと解釈するんでしょうか。
- 「そりゃオメー、教科書とかじゃ、なかったことにされるべ」
- 「いやいや、綾波レイですら教科書に載る時代ですよ? なぜタカヤは失敗したのか、簡潔に述べなさいとか、そういう問題がセンター試験で出題されますって」
- 「そこまでオタクに対する理解度が高まってたら、かえって住みにくくなるような気がするんだが」
- 「手塚といえば、神さまの方じゃなくて、ゾーン使える方、みたいな」
- おおきく振りかぶってのキモさがいよいよ際立ってきている件について
- 確かにストーリィとしては抜群だし、キャラのかけあいも見てて楽しんだけど、普通の男子高校生ってもっとドライだと思うんだ。
- 「ドライっつーか、妙にベタベタしすぎ」という知り合い。「なんかナメクジみたい」
- 確かに、高校野球をやってた身からすると、ここの野球部員の距離感はヘンに近すぎる気がする。それは、世間一般の「仲が良い」とはベクトルが違って、感触が生っぽいというか、みんな銭湯はいったらわざわざ背中を流しっこをしているような「ごっこ遊び」みたいなキモさがあるんだよなー。
- 恐らくこれは作者のひぐちアサが「体育会系に入りたくても入れなかったオンナノコの情念」をモチベーションにしているせいだと思うので、まあ、おもしろいからいいんですけど、とりあえず三橋と田島だけはガチだな、と思いました。
- もやしもんの三巻について
- 「結局、どのキャラが一番萌えるのか?」という数人で話をする。
- さすがの貫禄で、及川葉月が一位。正統派はやはり強い。
- 二位、長谷川。攻められたいマゾどもめ。
- 一方、武藤、いまいち人気なし。「彼氏おっかけて、UFO研とかマジこえーよ」「オレさー、昔付き合ってた女の子思い出した。親御さんの不幸があって思いつめてて、なに言っても上の空で、その後、宗教に飛び込んじゃってえらいことになったんだよ」というあまりにもグロすぎる談義が事前にあったので、それが尾を引いたかたちか。
- 「つーかさ、柱にびっちり書かれた販促の広告うぜーよな」「あー、確かに編集がびっくりするぐらい顔出してるよな」
- そういえば、この作者と暁星記の作者って線の書き方がどことなく似てるんですが、なんか関係あんのかな?
全然関係ないんですが、「涼宮ハルヒの憂鬱」はライトノベル版ハイペリオンだと知り合いから言われて、それまでの違和感がようやくとれました。あー、確かにそうだわ。
で、ネットで検索してみると、同じように指摘しているひとが結構いて、そうだよなー、言われて見るとまんまそうだもんなあと一人で納得してました。